2023年12月24日 配信

12/24(日)ふなっしー地域の子育て施設を回る「ふなサンタ」10回目

4施設・1000人の子どもたちにプレゼント手渡し

 船橋を代表するご当地キャラクターふなっしーとその家族がサンタクロースの衣装に身を包み12月21日、健伸幼稚園など4カ所の子育て支援施設を訪問して約1000人の子どもたちにプレゼントを手渡して回った。

 ふなっしーがサンタの衣装を着てふなっしーファミリーと一緒に子どもたちにプレゼントを配って回る活動を始めたのは2013年が最初。「いつか有名になったら子どもたちにプレゼントを配って回りたいなっしー」と公言していたふなっしー。その後、テレビなどで一躍有名になり2013年から地域の商店会や子育て支援施設の協力を得て「ふなサンタ」を実現させた。

 活動11年目10回目のリアル「ふなサンタ」となった今回、ふなっしーの幼馴染「ぺアンヌ」も活動に加わった。午前中に創立50周年を迎えた健伸幼稚園(船橋市丸山5-12-7、TEL047-438-7019)を訪問。在園児や保護者、関係者ら400人が集まる中で来場者や先生からの質問に答えた。

 午後から夏見児童ホーム(夏見4-39-15)、塚田児童ホーム(前貝塚601-1)を訪問しプレゼントを手渡し、船橋市地方卸売市場内で行われていた学習支援の子ども食堂「しゅくだいかふぇ」(市場1-8-1)を訪問、子どもたちとのふれあいを楽しんだ。

 今日一日の感想を求められたふなっしー「子どもたちからいっぱい笑顔をもらってみんな喜んでいるなっしー」とコメント。来年の抱負を聞かれると「ねぇなー…」とひとこと。「でも、みんなで楽しく過ごせればいいかなぁーな思っているいるなっしー」とも。

 「今の気持ちをダンスで披露して」と記者の振りに「できるなっし?」とファミリーに確認。「みぎ、ひだり…メリークリスマース!」とラインダンスを披露した。子ども食堂を訪問し子どもたちやボランティアの大学生を慰労したなしファミリーは恩寵園へプレゼント配達まで行い今年のふなサンタ活動を終了した。

ふなサンタ11年目10回のあゆみ

 初年度(2013年)は、ローゼンかみやま保育園(上山町2-288-1 TEL047-406-6010)、船橋旭保育園(夏見台5-7-13 TEL04-439-0010)、ククルなかよし保育園(夏見2-11-43 TEL047-424-0101)と西船橋駅前の4ヵ所を訪問。

 西船橋駅前の「西船橋商店会」が協力し駅前ロータリーでの15分間のゲリラふなサンタ活動を予定していたが開始前に情報を聞きつけたファンや地域住民400人が集まった。ふなっしー到着後には通行人も足を止めプレゼントの配布は5分で終了。駆け付けた警察の誘導で避難した。

 翌2014年は船橋市の子どもたちも入院する小児救急病棟がある「八千代医療センター」児童養護施設「恩寵園」など4カ所を訪問。重度障がいを持ち人生のほとんどを小児救急病棟で過ごしているという子どもたちが、初めてふなっしーと対面した際に見せた笑顔を受けて「励ましに来たつもりだったけど、逆にプレゼントをもらってしまったなっしー」とふなっしー。

 3年目となった2015年、盟友の「カッパのコタロウ」や司会を担当する「あいちい」さんも参加。午前中に夏見台幼稚園、ゆいまーる保育園の2園を訪問し、午後に三咲児童ホームと前原児童ホームを訪問。三咲児童ホームでは、隣接の大島記念嬉泉病院から透析で通院している利用者も参加した。

 2016年からは飼い猫の「ふにゃっしー」「ふなごろー」も参加。こでまり保育園(海神2-2-22)障がい者施設アトリエプレジュ(行田町2-9-1)、南本町子育て支援センター(南本町10-1)と宮本児童ホーム(南本町10-1)を訪問。児童ホームでは松戸徹市長から活動のお礼にクリスマスプレゼントをとして「船えもんグッズ」をもらった。

 2017年、千葉県特別支援学校(船橋市上山町3-507)、さくら保育園(二子町474)、船橋市特別支援学校高根台校舎(高根台2-1-1)、大浜幼稚園(薬園台4-6-3)の4施設を訪問。身体全部を使ってふなっしーと会えた喜びを表した子どもたちにふなっしーも感激した。

 2018年、塚田児童ホーム(船橋市前貝塚601-1)富士見第二幼稚園(前原西6-1-13)坪井児童ホーム(坪井町755-4)の3カ所を訪問し坪井児童ホームでは船えもん、ちーばくんも参加してのふなサンタになった。

 2019年、南本町子育て支援センター(船橋市南本町10-1)、船橋市立医療センター(金杉1-21-1)小児科病棟、西船児童ホーム(本郷町554)の3カ所を訪問。小児病棟では共有スペースに集まった子どもたちを激励して回り一人一人にプレゼントを手渡した。その後医師の許可を得て、個室も訪問。病室から出られない子どもたち一人一人に直接声をかけて回った。この年「一番記憶に残ったこと」という記者の質問に房総半島を襲った台風の被害をあげ、「来年はみんなが笑顔で過ごせるような年にしたいなっしな」とコメントした。

 2020年はコロナ禍によりリアルな訪問を自粛。ビデオメッセージで子どもたちへ向けた再開の約束と、市立船橋高校の生徒たちへのメッセージを披露した。2021年には、リアルなふなサンタ活動を復活。習志野台幼稚園(習志野台2-59-22)、高根台子育て支援センター(高根台2-1-1)、新高根児童ホーム(新高根1-12-9)の計3か所を訪れた。

 昨年(2022年)は、前原児童ホーム(船橋市前原西6-1-12)、薬円台児童ホーム(薬円台5-18-1)、金杉台中学校(金杉台1-2-18)の3施設を訪問。統廃合目前だった金杉台中学校のメモリアルクリスマス会に登場。かつての生徒たち地域住民が集まる中、金杉台小学校在校生による合唱、同中学校在校生によるダンスや合唱などを楽しんだ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 夏見児童ホームにて

  • 塚田児童ホームで参加者と記念撮影

  • 記者対応するなしファミリー

  • 学習支援のボランティア学生と

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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