2019年12月21日 配信

ふなっしーファミリーが船橋市内をゲリラ訪問

12/21(土)年末恒例ふなサンタがX’masの船橋に登場

「逆に子どもたちに元気をもらったなっしー」とふなっしー

 船橋市非公認のご当地キャラクターとして全国的な知名度を誇るふなっしーが12月20日、船橋市内3カ所の子育て支援施設にゲリラ訪問、毎年恒例の「ふなサンタ」に扮して子どもたちにプレゼントを配って回った。

 この日、船橋市内の施設を訪問したのは、ふなっしーとふなっしーの56番目の弟だという「ふなごろー」、ふなっしーの飼い猫「ふにゃっしー」の3体。「ふなサンタ」事業は、まだ無名だったころのふなっしーが「いつか有名になったら、子どもたちにサンタをやりたい」と考えていたことがきっかけで実現、毎年この時期に実施し今年で7回目となる。

 ふなっしーの呼びかけにグッズ制作会社「日テレサービス」「GPS(グレイ・パーカー・サービス)」「ラピート」の3社が協賛を申し出て、およそ1500人分のおもちゃや文具、キッチン用品、ぬいぐるみなどを「ふなサンタ」事業に提供した。

 最初に訪問したのは、南本町子育て支援センター(船橋市南本町10-1)。30組を超える親子が参加するクリスマス会にゲリラ訪問、子ども達一人一人にプレゼントを手渡し、支援センターのテーマソング「あひるのダンス」を参加者らと一緒に踊った。

 次に、船橋市立医療センター(金杉1-21-1)小児科病棟を訪問。共有スペースに集まった子どもたちを激励、一人一人にプレゼントを手渡し、集合写真の撮影に応じた。その後、個室も訪問、病室から出られない子どもたち一人一人に直接声をかけて励ました。

 最後に西船児童ホーム(本郷町554)のクリスマス会にもゲリラ訪問。所長と幹部職員以外のスタッフも当日朝まで何も知らされていない中、マスコミやメディア関係者が昼頃に来所。ふなサンタの登場を聞きつけた千葉県の公式キャラクター「チーバくん」、船橋市の産品ブランドPRキャラクターの目利き番頭「船えもん」も駆けつけクリスマス会をにぎわせた。

 児童ホームで窓を激しくノックして会場にやってきたふなっしーは、「赤鼻のトナカイ」を子どもたちと一緒に踊り、ここでも一人一人にプレゼントを手渡した。「みんな~、一年間いい子にしていたら来年もまたくるなっしー」と、約束を交わし記念写真の撮影をしたあと会場をあとにした。

 「子どもたちにプレゼントを持ってきたつもりが、みんなの笑顔で逆にプレゼントをもらった気分ンなっしー」と上気した様子でふなっしー。

 記者の「今年一番記憶に残っている出来事は」という質問に対して「千葉が台風で被災した事」と心痛の表情を浮かべ回答。「来年はみんなが笑顔で過ごせるような年にしたいなっしな」と来年への抱負で締めくくった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 南本町子育て支援センターでの集合写真

  • 一人一人の児童にプレゼントを手渡すふなっしー

  • 西船児童ホームでの集合写真

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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