2025年03月15日 配信

駄菓子屋りゅう君の店二代目の

3/15(土)「おじさん、頑張って!」駄菓子屋りゅう君の店に応援メッセージBOX

気落ちしている名物オーナーに元気玉を

 船橋駅北口の住宅街の中 にある駄菓子屋「りゅう君の店」(千葉県船橋市本町5-11-14、TEL:047-422-6002)に、店主の松田さんを応援する「おじさん応援メッセージボックス」が設置された。

 松田さんは 大動脈瘤破裂で昨年12月7日に倒れ、その後ICUに入院。約1週間後に一般病棟へ移り、今年2月25日にはリハビリテーション病院へ転院された。

 現在はリハビリを続けており、回復に向けて努力しているが。医師から「まず車いすでの生活に慣れるトレーニングを、その後状況が改善したら歩くトレーニングが現実的」と、深刻な症状を突き付けられた。

 現在は家族が交代で店番をしているが話を聞きつけた常連客らが松田さんの症状を聞きに立ち寄るという。

 松田さんは30年以上にわたって、地域の子どもたちに親しまれる駄菓子屋を営んできた。常連客やかつて通っていた人々の間で「おじさんを元気づけたい」という声が広がり、応援メッセージを寄せる取り組みが始まった。

 「りゅう君の店」には、これまでに数十人を超える常連客がメッセージカードを記入、応援の言葉をボックスに投函している。「6年前によく通っていた」という常連客が「おじさん、また元気になってください」とメッセージを寄せるなど、かつて少年だった馴染みの客たちも足を運んでいる。

 松田さんが病室で大切に保管している「カタヌキの箱」を使ったメッセージ入れの宝箱はすでにいっぱいになりつつあり、回復を願う声が続々と集まっている。

 家族によると、「病室でメッセージを読むと、気持ちが前向きになる」と話しているという。「父のために書いてくれるだけで嬉しい。1日1通でも読んで励みにしてもらえたら」と語る。

 「りゅう君の店」は、地元で親しまれる駄菓子屋として船橋の名物スポットとして長年子どもたちの思い出の場所として親しまれてきた場所、松田さんの回復を願う人々の思いが詰まった応援ボックスは、現在もメッセージを受付けており、集まったメッセージは定期的に病院に届けられている。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 住宅街にある駄菓子屋りゅう君の店

  • 新商品を次々とリリースする松田さん

  • 紙芝居で子ども食堂にも出動

  • 家族で楽しい店を経営する

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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