2023年11月27日 配信

オーナーのハンさん(右から2番目)

11/27(月)ベトナム人夫婦が経営する「ボーちゃんカフェ」移転オープン

近々地下にカラオケルームOPENも

 国道14号線から1本路地に入った船橋市役所近くのビル1階にベトナム人女性が夫婦で経営する「ボーちゃんカフェ」(船橋市湊町2-1-18、TEL080-2116-6688)が10月20日、現在の場所に移転オープンした。

 ボーちゃんカフェは、ホーチミン出身で学生時代に現地でたくさんのカフェをめぐるのが趣味だったというハンさんが切り盛りする。夫でベトナム人技能実習生の受け入れを仕事にするトンさんが補助として厨房に入りベトナム人アルバイトたちと「まるでベトナムがここに移動してきた」ような空気感を演出することを目標に経営する。

 トンさんの兄がベトナム食材店を営むことから本場の食材を仕入れ、ベトナム本場の味を再現する。内装や看板のデザインはベトナム人建築家のデザイン。現地で作ったものを輸送して店に使っている。

 以前は本町にあった別の物件でボーちゃんカフェを運営。開店後間もなく建て直しのため移転話が出たがなかなか移転先が決まらなかった。今回出店が決まった場所はベトナム人が多く住んでいるエリア。日の出にある工場地帯で働く実習生や店から2分ほどの場所にある日本語学校生徒などが気軽に立ち寄れる立地、ベトナム人が好んで買い物するスーパーもすぐ近くだという。

 店内はタピオカとアボカドがかわいらしさを演出する看板に合わせベンチシートは緑と黄緑のビタミンカラーを採用。以前、ベトナム商材店だったという同テナント。管理会社の担当や物件所有者も「以前の店と比較して格段に明るい雰囲気になった」と喜びを見せている。

 ドリンクの主力はベトナムの味そのままだという「タピオカドリンク」。現地の食材を使った色鮮やかなドリンクがインスタグラムなどの投稿でタイムラインを賑やかせるようになっている。フードメニューも移転のタイミングで充実を図る。バインミーの種類が増え、ベトナム風つけ麺も用意する。

 「ベトナム人は街の至る所にあるカフェでのおしゃべりが男も女も大好き。友人や大切な人とのおしゃべりに余念がないベトナム人。お店をコミュニティを深める拠点として使ってほしい」とハンさん。「学生の時に通い詰めたカフェのイメージを再現した。美味しいコーヒーのお店もたくさんあるけど本場の味を提供するお店は少ない」とも。

 営業時間は10時~22時30分。月1日程度休みの不定休。

以前の記事 船橋本町のボーちゃんカフェ開業から半年を待たずして移転へ

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ベトナムの味を再現したドリンクとバインミー

  • 夜になるとネオン看板が映える

  • 自慢のバインミー

  • ベトナム風のつけ麺もメニューに追加

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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