2023年03月08日 配信

3/8(水)高根台の住宅地にハードパン専門店「せいわや」

手作り酵母と長時間・低温発酵にこだわり週3日営業で

 高根台団地近くの閑静な住宅地の路地裏にハードパンを専門店「せいわや」(船橋市高根台6-24-15)が3月7日、営業を開始した。

 プレオープン期間2月18日、25日、28日の3日間を経てグランドオープン。店主兼パン職人の田村静奈さん(29)、珈琲焙煎担当で夫の和済(かずなり)さん(51)が経営する。

 店舗部分は約3坪。カウンター裏にドイツ窯が置かれた工房スペースがあり毎日10~12種類のハードなドイツパンを焼き上げる。「油脂や卵、乳を使用しないのでとても健康的」とハードパンへのこだわりを話す静奈さん。

 ライターやカウンセラーとして順調にキャリアを重ねていた静奈さん。仕事との関わり方を見直すため、2021年から市内の創作レストランに活躍の場を移したが、すぐにパン作りの楽しさに目覚め専門書を読み漁り勉強を始めた。

 2022年2月頃にはミモザのマルシェで焼き菓子販売を開始。いつか自分で店を持ちたいと考えるようになった。高根公団駅前で空き店舗を見つけ、不動産業者に出向いたが家賃や諸経費の金額に驚き一度はあきらめかけた。

 そんな折、マルシェで出会ったミモザの店主鈴木さんから店舗承継を持ちかけられ「せいわや」開店を決めた。

 国産小麦にフランス伝統製法のゲランド塩を使用。現在7種類ある酵母も全て手作り、低温で長時間かけ発酵させることで小麦粉の香ばしさや酵母の風味を最大限に生かす。

 パンは、ホールサイズ700円~800円、ハーフサイズ400円~で販売。マフィンやベーグル、スコーンも提供を始める。今後は焼き菓子提供も視野に入れている。

 営業時間は、11時~15時。月・水・金・日定休。営業日やその日のメニューなどはInstagramで発信する。

同店Instagram
ハードパン専門店 せいわや(@seiwaya_95) • Instagram写真と動画

自家製酵母の手ごねドイツパンミモザ
高根公団にライ麦パンと自然派食品の店「mimosa(ミモザ)」、週2営業で自家製酵母の手ごねドイツパンなどを販売 | みんなで船橋を盛り上げる船橋情報サイト「MyFunaねっと」

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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