2019年10月08日 配信

総合優勝した「D’zick Pro」のメンバー

10/8(火)東葉高校体育館で県内初開催の「リズムダンス選手権千葉大会」

全国大会を目指すダンスコンテスト

 東葉高速鉄道飯山満駅近くにある東葉高校(船橋市飯山満町2-665-1)体育館で10月6日、千葉県初となる「リズムダンス選手権千葉大会」が開催された。

 同大会は全国各地で予選会となる選手権が開かれている。各地の代表チームが10月26日・27日の2日間に神戸市文化ホール(兵庫県神戸市)で開かれる全国大会へ出場するというもので、千葉大会が実施されたのは今年が初めて。場所は東葉高校の体育館を借りての開催となった。

 主催は日本リズムダンス連盟(東京都墨田区)、同連盟は全国各地でエアロビクスの大会などを実施しているNPO法人全日本アマチュアエアロビクス連盟から派生し、2017年4月に発足。

 その経緯としては、現在、ダンスは中学校授業にも取り入れられ、子どもたちがダンスに接する機会が増えているなか、各種ダンスの競技会や発表会では、ヒップホップやストリートなどに創作ダンスが多く見られるようになってきたことから、同連盟ではこうしたダンスを『リズムダンス』とし、明確なルールを作ったうえで選手権大会を各県で実施していくこととした。同大会は今年で3回目を迎える。

 競技は小学生以上が対象。プロ・アマを問わず、誰でも参加できる。部門はグループと団体に分かれ、2~10人がグループ部門、11人以上は団体部門でのエントリーとなる。

 出場するダンスのジャンルや規定動作はない。千葉大会の審査員は同大会理事・中島圭吾さん、ママダンス協会副理事長であり津田沼おどりこラボ主宰の寺本睦美(Mooming)さん、振付師のシンバさん、船橋を拠点に音楽活動をしている小松遊一(優一)さんの4人が務めた。

 千葉大会には今回9チームが出場。総合優勝したのは中学生グループ部門に出場した「D’zick Pro(ディジックプロ)」、準優勝は小学生団体部門から「THE NEXT」、3位は小学生団体部門「ピースロックユー」だった。入賞チームには、同大会スポンサー企業の東葛テクノ(本社:船橋市習志野台)から賞品として同企業の開発商品であり「平成30年度 船橋市ものづくりグランプリ」に認定された「ビクラス」シリーズが提供された。

 競技の後には「チーバくんダンス」を参加者全員で踊る時間が設けられ、チーバくんとダンサーが登場。参加者全員で「チーバくんダンス」のレクチャーを受け、全員で踊った後には参加者にチーバくんからの記念品が贈られた。

 入賞チームの発表後、中島さんは「どのチームにも賞をあげたいと思ったのが本音。だが、今回のダンスはコンテスト。何かしらチームの色が出ていると点につながると思う」とコメントした。さらに「千葉大会に出場したチームは、全チームが全国大会に出ても遜色ないレベルであったことから、全チームに全国大会への出場を推薦する」とも発表があり、会場内はどよめいた。

 大会MCを務めた千葉県連盟代表の土屋勝央さんは「千葉大会は今回が初でまだまだ課題点はあるが、船橋を中心地としてさらに盛り上げていければ」と話す。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 審査員の4人。左から中島さん、寺本さん、小松さん、シンバさん

  • 審査員の前でパフォーマンスする子どもたち

  • 「チーバくん」によるダンスレクチャー

  • 閉会式にて総評を話す中島さん

この記事を書いた人

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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