2019年07月31日 配信

梨農家が集まり一つ一つ目視確認で目利きする

7/31(水)令和最初の「船橋のなし」昨年より一週間遅れで今日初出荷

アンデルセン公園近くの梨選果場で約7トンを仕分け

 令和最初の市場出荷となる「船橋のなし」が7月31日、JAいちかわ船橋梨選果場に到着、初日の集荷は約7トン(7015キロ)で昨年よりも一週間遅い初出荷となった。

 昨年の初出荷は7月23日。今年の初出荷は昨年よりも8日遅くなったが、一昨年の初出荷7月31日で例年並み、昨年のシーズンスタートは空梅雨の影響で玉が小ぶりで甘みの強い梨が目立つ傾向だったが今年は、長い梅雨の影響で日照時間の不足が心配されていたが初出荷の荷は例年通りに収穫されたという。

 「長い梅雨の影響で多少心配もあったが、梨の個体差の範囲でばらつく程度。梅雨明け以降好天続きと気温の上昇が続いているのでこれから更に甘味がのってきそうだ」と市内の若手梨生産者。収穫量の増えてくる8月初旬には例年通りの瑞々しい「船橋のなし」を味わえそうだという。一番早い出荷の品種「幸水」が出荷と需要のピークを迎えるお盆前後には例年通りの梨の収穫量が望めそうだという。

 また、JAいちかわの運営する市内2つの直売所は8月5日から営業を開始するという。アンデルセン公園近くの豊富梨選果場前直売所(豊富町668、TEL047-457-0023)、船橋市場近くの船橋梨直売所(市場2-6-、TEL047-423-1050)では今年も「船橋のなし」をつかった「船橋のなしジャム」も販売を予定している。

 さらに、昔ながらの成長促進剤を使用しない農法で梨を生産している農家の梨は、8月10日頃からの収穫を見込んでいるという。直売所販売主体で10日頃から店頭に並び、お盆前後にかけて収穫のピークを迎える見込み。収穫したものは順次予約入っているものから出荷、直売所での販売を行っていくという。

 市内の梨農家が農園前や自宅前で運営する直売所では、すでに野菜の販売を主体として営業開始しているものもみられ、梨の予約も受け付けを開始している。

 昨年の初出荷の記事はこちら。
2018年の船橋のなし昨年よりも8日早い初出荷https://myfuna.net/archives/townnews/180724

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所