2025年11月01日 配信

飯山満中学校のすぐ近くにある「みのりのにわ」

11/1(土)飯山満にガーデンハウス型のレンタルスペース「みのりのにわ」

花と緑に囲まれた癒やしの場

 東葉高速鉄道飯山満駅から徒歩約15分の場所に、ガーデンハウス型レンタルスペース「みのりのにわ」(船橋市飯山満2-691-10、TEL090-3527-4154)が10月11日にオープンし、オープニングイベントとして同日「みのりのにわマルシェ」を開催した。

 オーナーは林幸恵さん。実家がニンジンやホウレンソウを育てていた農家だったが、その後10年間バラを栽培し、約5年前からユズやミカン、レモンなど柑橘類を中心にハウスで育てている。ハウスの一角を数年前から花店に貸していたが、移転することになり空きスペースになったという。

 「畑としてこの場所を復活させることも考えましたが、せっかくなら作家さんたちの教室の場やご自身の世界を広げてもらえる場所になればうれしいと思った」とオープンすることになった経緯を話す林さん。

 同所は、林さんと以前から付き合いがあり習志野台で花と雑貨店「la gui(ラ・グイ)」を経営する大島恵理さんと船橋在住のハンドメード作家でもある後藤みなさんが協力して作り上げたという。

 流木でDIYした「みのりのにわ」と書かれた看板の入り口から入ると、ハーブやさまざまな種類の草花が植えられた花壇が目を引く。植栽と空間をプロデュースした大島さんは「1年草ではなく育つ過程を楽しめるように多年草を植えています。少しずつ色が違うグリーンが重なり合って、全体的に癒されナチュラルなイメージになるように考えました」と話す。

 ハウス内にも随所にグリーンが置かれ、一画ではブドウ棚も育てている。約70坪の広々としたハウス内にはアンティーク調のメインテーブルのほか、机と椅子20セットを用意。木箱やかご、家具なども自由に利用できる。利用スタイルは1日利用(8時30分~18時、12,000円~)と時間貸し(1時間2,000円~、18時~21時は1時間2,500円~)の2種類。

 ハンドメード作家らの教室やマルシェ、ヨガ教室や犬のイベントなどを想定しているという同所。「屋根付きなので雨の心配もありません。ハウスの一画なので音楽を流しながらのイベントなども楽しんでもらえたら」と林さん。後藤さんは「ハウス内で育てている植物の販売会も今後できたらいいなと思っています。四季折々の植物を楽しめる空間で皆さんに楽しんでほしい」と呼びかける。

 「このような室内ガーデン型のレンタルスペースは意外とないと思います。自然を感じつつ、天候に左右されず夜の利用も可能なので、地域の皆さんで集える笑顔のある場所になれば。ブドウ棚や植物もまだまだ成長過程ですので、植物たちと一緒に理想の空間を目指していきたい」と大島さん。

 営業時間は8時30分~21時。7月~9月は休業。駐車場6台。予約はインスタグラムのDMまたは電話で受け付ける。

関連ページ:みのりのにわ(インスタグラム)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「キッズイベントや撮影にも利用してもらえれば」と大島さん、林さん、後藤さん(左から)

  • 広々としたハウス。冬はストーブの利用も可

  • 緑のグラデーションのある花壇

  • オープン初日のマルシェには19店が出店

この記事を書いた人

yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて10年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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