2025年10月24日 配信

船橋市在住のカードクリエイター・こだまさん

10/24(金)船橋のカードクリエイター・こだまさん 

15年かけた最新作「WORLD BACCARD」販売開始

 船橋市内住むカードクリエイターの「こだま」さんが10月19日、オリジナルカードゲーム「WORLD BACCARD(ワールドバッカード)」の販売を始めた。

 小学生の頃からオリジナルのカードゲームを作り続けているこだまさん。今回の作品は通算21作目となる。友人との遊びから始まった創作活動は15年にわたり続き、試作と改良を重ねた末に現在の形にたどり着いた。「これにたどり着くまでに10年以上かかった。制作期間で言えば15年くらいかもしれません」と振り返る。

 最近では、松が丘公民館や松が丘プレーパーク「わくわくパークfun time」でカードゲームを子ども達に楽しんでもらっているという。1セットが52枚で構成され、カードのイラストはこだまさんのオリジナルキャラクターのほか、同所で知り合った子どもたちを含む12人以上が手がけた。キャラクターの名前や説明文も描き手自身が考え、プレーパークでの交流を通して生まれた作品も多い。

 ゲームは1つのデッキで子どもから大人まで幅広く楽しめるルール構成になっており「大人でも楽しめます。一発逆転がすごいです」とテストプレイに参加した来場者の声もあった。

 こだまさんは「遊びは自分で作れることを体験してほしい。地域の子どもたちの絵がカードになり、誰かの手に渡って遊ばれる循環を広げたい」と話す。

 今後は公民館などで体験会を開き、来場者がその場で描いた絵をカード化するワークショップの開催も検討している。カードゲームは松が丘プレーパークや駄菓子屋で販売する。価格は1セット500円。売上のうち100円は松が丘の同施設の活動費に充てる。こだまさんのInstagramアカウント(@world_baccard)で販売や体験会の情報を発信している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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