2025年10月14日 配信

10/14(水)前原西にフラワースタンド「thtift(スリフト)」 

出張花屋から念願の実店舗開店へ

 船橋市前原西2丁目に、フラワースタンド「thrift(スリフト)」(船橋市前原西2-33-5)が9月8日にオープンした。

 店舗を構えたのは、これまで出張花屋としてイベント出店やカフェの軒先などで活動してきた長谷川桃子さん。

 店名の「スリフト」は、花の一種アルメリアの別名で、「思いやり」「心遣い」などの花言葉にちなんでいる。

 以前も同じ場所で14年ほど別の生花店が営業していたが、閉店後しばらく空き店舗となっていた。共通の知人を介して、この場所で花屋をやらないかと声をかけてもらったという。内装工事や看板制作は、知人や友人らに手伝ってもらい自らも手がけたという。

 5坪ほどの店舗スペースで、切り花やドライフラワーの販売のほか、要望に応じてブーケや装飾の注文も受け付けている。

 市内の飲食店や医療施設からの事務所や店内装飾などのディスプレイ依頼もあり、5000円~1万円前後で定期的な装飾を行っている。今後はこうした依頼を受けることを増やしていきたいを考えている。

 長谷川さんは、大手生花店での勤務経験を経て独立。当初はカフェの軒先を借りての販売や、ネットでのドライフラワー販売から小規模に事業を開始。「出張販売では仕入れ量に限界があったが、店舗を持ったことで花材の仕入れ幅が広がり、お客さんとの打ち合わせもしやすくなった」と語る。

 将来的にはウェディング装花にも力を入れたい考えで、「過去に古民家でのセルフプロデュース結婚式に装飾として関わったことがあり、とても楽しかった。いずれはチームで取り組めたら」と展望を語る。「お花を通じて、ちょっとだけでも気持ちが明るくなるような空間にしたい」とも。

 営業日10時~18時、木曜定休。土日はイベント出店などで不定休も。営業予定は公式Instagramで発信する。

thrifh_flowers Instagram

thrift公式HP

 

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • お気に入りの花瓶を販売すると決めて用意した棚

  • 実店舗を用意したことで仕入れを増やせるように

  • 自ら内装も手掛けたという店舗

  • 知り合いに作ってもらった手作りの看板

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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