2025年05月26日 配信

ららぽーと北館中央広場で行われたパブリックビューイング

5/26(月)クボタスピアーズ船橋・東京ベイが接戦を制し2年ぶり決勝進出、決勝は6月1日

ららぽーとでは準決勝のパブリックビューイングも

 船橋に本拠地を置くラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」(本拠地:船橋市栄町2-16-1 クボタ京葉工場内。以下、スピアーズ)は5月25日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)で行われた「ラグビー リーグワン 2024-25 プレーオフトーナメント」準決勝で、埼玉ワイルドナイツとの接戦を制し、2年ぶりとなる決勝進出を決めた。準決勝開催時、ららぽーとTOKYO-BAY(浜町2-1-1)北館1階では船橋市主催によりパブリックビューイング(以下、PV)も行われた。

 東大阪市花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で5月18日に行われた「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25プレーオフトーナメント準々決勝」で勝利し、準決勝へと駒を進めたスピアーズ。準決勝の対戦相手は、今シーズン2位でシーズンを終えた埼玉パナソニックワイルドナイツ。スピアーズのプレーオフ進出は、プレーオフで優勝した2023年から2季ぶり2回目なのに対し、埼玉ワイルドナイツは4季連続4回目のプレーオフ進出のチーム。

 船橋市は2024年4月、「船橋市プロスポーツ等連携推進委員会」を発足。千葉ジェッツふなばし、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと連携した取り組みを実施することで、街によりにぎわいを創出していきたいと、その活動の一環として、昨年から市が主催するパブリックビューイングを開催。スピアーズのPVは、開幕戦の際にイオンモール船橋で開催したが、今回、プレーオフトーナメント準決勝で会場をららぽーととして実施した。

 ららぽーと中央広場に設置された大型ビジョンを活用してのPV。約100席が用意された会場には、試合開始時間になると、オレンジ色のスピアーズのユニフォームを持った人が数名現れ、試合開始時間には半分ほどの席が埋まった。会場にはスピアーズの応援用ユニフォームを着用した船橋市の職員らが5人ほど立ち、船橋市の魅力を伝える広報誌「船橋さんぽProduced by OZmagazine」やスピアーズと千葉ジェッツのチーム紹介リーフレットの配布も行った。

 会場を担当していた船橋市プロスポーツ等連携推進委員会事務局の松本翔さんは「ジェッツに比べると、ラグビーに馴染みのない人も多かったりして、会場が満席になるまではまだいかない。以前、千葉ジェッツができたばかりのころのPVも最初は集まった人もまばらだった。我々がこうして、人が多く集まっている商業施設などでPVをすることで、チームのことやラグビー自体を知ってもらうきっかけを作れたら」と話す。なお、PVは試合当日の生放送が決まっていた「J SPORTS」とPV用の契約をした上で行われた。

 40分間の前後半で行われる試合。序盤からスピアーズがリード。スピアーズの藤原忍選手は前半だけで2回トライを奪う活躍を見せ、22-10で前半終了。後半に入ると一時期15点差まで広げていたスピアーズだったが、埼玉の猛攻によりトライを2回決められるなどして25-24と、1点差まで追いつかれた。スピアーズは持ち味でもある強固なスクラムと必死のディフェンスで埼玉の攻撃を阻止し逆転を許さず。77分にはスピアーズのハラトア・ヴァイレア選手がペナルティゴールを決め、28-24に。そのまま守りきり、2022-23シーズン以来の決勝進出を決めた。

 PV会場には、最初は40代以上と思われる人が多く座っていたものの、後半戦には20代くらいの来館者も足を止めて観戦する人が増えた。立ち見も入れると100人ほどが観戦し、勝利が決まると会場は拍手に包まれた。このPVに参加するため市外から来場したという男性は「自分がラグビーをやっていたこともあってスピアーズの応援を続けている。いろんな場所のPVに行ったことがあるが、今日はわりと静かにみなさん見ている雰囲気だった。以前、成田市のイオンモールでのPVに参加したときは、DJみたいな人がいてルール解説をしたり会場を盛り上げるアナウンスがあったりしてにぎやかで楽しかった。そういうのがあってもいいかもしれませんね」と感想を話した。

 決勝は6月1日、15時5分から。試合会場は国立競技場。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 試合終了時、会場は拍手に包まれた

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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