2025年03月31日 配信

市長、高橋さん、教育長(左から)

3/31(月)高根台中2年・高橋紗菜さんが全国書道展で日本一

市長と教育長に喜びを報告

 高根台中学校2年の高橋紗菜さんが3月24日、「第33回全日本学書展」で最高賞となる文部科学大臣賞を受賞したことを市長と教育長に報告するため、船橋市役所を訪れた。

 高橋さんは、4歳の頃に母親の勧めで書道を始め、小学1年から「大穴南習字教室」に通い本格的に学び始めた。小学6年で学生部最高位の8段を取得し、現在は一般部初段(師範免許状)を持つ。今回は自由課題の「条幅部」に出品し、書道教室の先生と相談の上、故事成語「春秋に富む」を選択。大会前には1日6時間の練習を重ね、作品を仕上げた。

 同展に出店するのは今回で4回目だという高橋さん。これまでも上位に入賞していたが、今回、全国約1000点の作品の中から初の全国1位となった。

 高橋さんは「書いている時は無心。迷うと美しく書けないので、しっかり決めてから一画一画集中して書いている」とこだわりを話し、「受賞した時は、今まで一番驚いた。うれしくて自信にもなった」と喜びを話し、「とにかくいっぱい書いて楽しんで、もっと大きな賞を目指して書道を続けていきたい」と意欲を見せた。

 また、得意な字は「自分の名前の菜」という高橋さん。指導する岡部彩翠さんは「硬筆がもともときれいで、自分の名前もきれいに書けるので、作品が全体として締まる」と話す。

 松戸徹市長は実際の作品を鑑賞した後、「力強くて素晴らしい。市としても誇りに思う」と称え、松本淳教育長は「一つ一つの文字の力がしっかりとあり、全体としても素晴らしい」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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  • 「上手に書けた時が一番楽しい」と話す高橋さん

  • 受賞の喜びを市長に報告

  • 作品を鑑賞する市長と教育長

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yukitotsukawa

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「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて10年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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