2025年03月20日 配信

左から船橋市長、龍さん、教育長

3/20(木)船橋市出身の龍さんがアニソンダンス大会で2連覇

「日本の文化発信者に」と市長がエール

 世界最大のA-POPダンスバトル「あきばっか~の vol.32」で優勝した船橋市出身の龍さん(18)が3月13日、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れ、これまでの実績と今後の活動を松戸徹市長と松本淳教育長に報告した。

 同バトルは、DJが即興で選んだアニメソング(A-POP)でダンサーやパフォーマーが競い合う、A-POP界最高峰の大会。龍さんは高校1年生の勇太さんと組み、1月に川崎市で行われた同バトルで、149組の出場者を抑えて優勝。大会史上初の同じペアでの2連覇を実現した。

 龍さんは、3歳の時にディズニーのショーダンスを見たことをきっかけにダンススタジオに通いはじめ、小学3年でストリートダンスの大会で優勝。以降、多くの大会で名を知られ、2022年からはアニメダンスチームの「リアルアキバボーイズ(RAB)」の一員となり、昨年10月に日本武道館でRAB単独ライブを行い、今年の10月4日には東京体育館で 1 万人規模のライブを行う予定だという。

 龍さんは「もともとやっていたヒップホップのストリートダンスとA-POPダンスの両方を大切にしたい」と話す。2023年にはレッドブルが開催する世界最高峰のダンスバトル大会「レッドブル・ダンス・ユア・スタイル」日本大会で優勝し、世界大会にも出場した。

 幕張総合高校を卒業し、4月から大学に進学する龍さんは、「ダンス以外にも知識や技術を身に着け、世界に打って出たい。国際的な大会で結果を残し名前を知ってもらえたらうれしい」と意気込みを見せた。7月26日には「東京キネマ倶楽部」(東京都台東区)で龍さんの単独ライブを行う予定。

 松戸市長は「日本を理解してもらう上でアニメの力は大きい。龍さんには日本を代表する文化の発信者として頑張ってほしい」とエールを送った。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ダンス大会優勝を報告する龍さん

  • ダンスの映像を観ながら解説

  • 談笑する龍さんと船橋市長

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