2025年03月14日 配信

船橋に住んで4年、地域活動の拠点として貸し農園を開業する難波さん

3/14(金)行田公園近くに貸し農園「畑あそび」 

週末にも利用者募集を開始

 行田公園近くに、貸し農園「畑あそび」が5月の連休後を目安にオープンする予定だ。運営者の難波紀充さん市内在住。本業はIT業界技術者として活躍する傍ら、地域の子どもたちに農業体験の場を提供したいとの思いから、このプロジェクトを立ち上げた。

 農園は約30区画程度の貸し出しを予定。各区画は6平方メートル、8平方メートルの2種類を用意。料金は、6平方メートル区画が月額5,500円、8平方メートル区画が月額7,700円で、入会金は11,000円となっている。また、梅や柿の木が既存しており、季節ごとに梅の炭酸ジュース作りなどのイベントも計画する。

 「子どもたちに土に触れる機会を提供し、野菜が育つ過程や収穫の喜びを感じてもらいたい」と難波さん。また、西海神小学校のおやじの会「めだかの会」とも連携し、子どもたちの教育活動の場としても活用していく予定だ。

 本業の傍らベランダ菜園で作物を育ててきたが深く根をおろす作物や根菜類の栽培などに限界を感じていた矢先、貸し農園の利用を考えていたという。様々な貸し農園を見る中で有効に利用されていない小規模な畑が各地にある事に目を付け、市役所に相談。現在の畑の所有者を紹介された。

 申し込みは公式ウェブサイトから。まずは無料体験を通じて農園の雰囲気を感じてもらい、利用説明をしていく。正式オープンはゴールデンウィーク明けを予定しており、現在、土作りや設備の整備が進められている。

 営業時間や定休日は、利用者の意見を取り入れながら今後決定される見込みだ。難波さんは、「地域の皆さんと一緒に、この農園を育てていきたい」と意気込みを見せている。

 公式HP 貸し農園畑あそび

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 梅の木と柿の木がある畑をシェア利用

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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