2025年03月01日 配信

葛飾FC代表の本堂さん(右)とマルバの横手さん

3/1(土)葛飾FCカップ10回目の節目

地域の未来を担う子どもたちが奮闘

 京成西船駅近くの葛飾小学校グラウンドで3月1日、ミニサッカー大会「第10回葛飾FCカップ」が開催された。葛飾小学校で活動するサッカーチーム葛飾FCが主催、地域の少年少女が熱戦を繰り広げた。

 大会には16チームが参加し、5人制ミニサッカー形式で試合を行った。葛飾FCカップは、地域の子どもたちが技術を磨き、サッカーを楽しむ機会として毎年開催されている。今年は10回目の節目を迎え、フットサルの国内トップリーグ「Fリーグ」所属選手2人(山本汐音選手、菊地雄介選手)が特別ゲストとして参加し、子どもたちと交流を深めた。

 大会は4チームずつ4グループに分かれたリーグ戦形式で予選を進行、各グループの上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。

 敗れたチームも順位決定戦に出場し、参加した全チームが余すところなく複数試合を経験できる形式を採用した。「試合が1回で終わらないため、全員がプレーを楽しめる大会になった」と開催をバックアップするサッカースクールmalva(マルバ)の横手さん。

 主催する葛飾FCは、もともと葛飾小学校のサッカー部を母体とする地域クラブで、現在は1年生~6年生まで約110名の小学生が所属しているという。クラブの方針として「勝ち負けにこだわらず、個人技術の向上を重視する」ことを掲げており、将来にわたってサッカーを楽しめる選手の育成を目指している。

 今大会には、地域の商店街や農協(JA千葉統括)も協賛。優勝チームにはマルバ協賛のサイン入りボールやTシャツが贈られたほか、JAからは地元産の野菜が提供され、参加者に配布された。

 葛飾FCの本堂泰治代表は「地域の支えがあってこそ、子どもたちが安心してスポーツに打ち込める。これからも大会を続けていきたい」と語った。

 来年は葛飾FC設立25周年の節目を迎える予定であり、今後の地域スポーツのさらなる発展が期待される。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 全16チームが参加

  • 予選リーグを勝ち抜いた上位2チームが決勝トーナメントに進む

  • 保護者も夢中になって応援する

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所