2025年01月11日 配信

中野木町会のメンバーで子ども食堂を開催

1/11(土)中野木町会で子ども食堂「アットホームなかのき」 

町会メンバーが連携して自治会館で開催

 船橋市を東西に分ける県道8号線(通称=船取線)近くの中野木町会自治会館(船橋市中野木1-3-28)で、子ども食堂「アットボームなかのき」が開催されるようになり、1月11日に5回目の食堂が開催された。

 運営主体は中野木自治会に所属する成沢洋子さん。勤務先の接骨院に来ていた患者のタジマさんから「子ども食堂」の存在を聞き、趣旨に賛同。立上げを検討するようになったという。

 開催場所探しの過程で自治会館を知り、空き時間での利用を自治会長に相談した。その際に紹介を受け、同様に立ち上げを検討していた青木敦生さんと出会った。

 8月にプレ開催を経て、9月から本格稼働。毎月1回、第二土曜日に開催してきた。12月は餅つきも実施。今夏には、町会内の八坂神社敷地で流しそうめんも計画している。 

 農業も営む町会長から野菜を仕入れ、子ども食堂ネットワーク経由でフードバンクからも調達。近隣商店やクリニック、有志の町会メンバーからも寄付を受け、大人300円の参加費を合わせて食材費を賄う。会員なので自治会館は無償で借りられた。

 町会からボランティアを募り、成沢さんの長女で現在は高校3年生の舞さんが友人に呼びかけ同級生が参加してくれた。「子どもや大人、幅広い年齢の人と接することが出来て楽しい。もっと、色んな人にもボランティア参加してもらえたらうれしい」と舞さん。

 予約制で毎回30人前後が参加。中野木町会は約2000世帯、町会内には中野木小学校と前原小学校があるが、冬季は帰宅時間が心配なので声掛けを制限し、現在は中野木小学校からの参加を中心にしている。

 「地域で子育てできる環境、皆が集える場所を作りたかった。地域の人たちが協力し合って子どもたちの為にできることをやっていけたら」と、元教員の青木さん。引退後の第二の人生、地域活動にフィールドを移し、共に開催する仲間を得ていきいきとした笑顔を見せる。

 今後は、毎週水曜日にカレーの日として提供。舞さんはじめ、大学生のボランティアメンバーが自分の課題や勉強をする傍ら、子どもたちの宿題や勉強をみる方法での開催も検討しているという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 地域の高校生がボランティアで参加

  • この日のメニューはピザとスープ

  • 幅広い年齢の人が集う子ども食堂

  • 12月には餅つきも開催

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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