2024年12月28日 配信

マグロやカニを買い求める一般客

12/28(土)船橋市場「年末大売り出し」は今年も29日、30日の2日間開催 

変則開催で日曜日でも開市に

 毎年歳末に売り出しをする船橋市地方卸売市場では12月29日、30日の2日間「歳末大売り出し」と題して一般客の来場が増え、新年に向けた買い回りの客でにぎわいを見せている。

 市場内の関連商業組合棟では、年末の大掃除道具や年越し蕎麦、おせち料理や新年のあいさつに使う年賀、注連縄(しめなわ)や門松など新年を迎えるにあたっての必需品の数々を販売。

 水産仲卸ではまぐろの解体やタラバガニ、毛ガニなどの売り切りなどを実施。例年、年内中に商品の回転促進を図るため特別価格で販売する店も少なくない。

 こうした慣例は数十年前から続き、「普段は入れない船橋市場に年末だけは自由に入って買い物ができる」と口コミで情報が拡散、毎年多くの買い物客でにぎわいを見せるようになった。

 しかし、年末の29日、30日がウイークエンドの日曜日に重なった場合は「水曜日・日曜日は休市日」と考えるためか、客足が鈍る傾向があるという。

 「今年は29日が日曜日。30日が月曜日になるため29日の来店客が少なめの傾向ではないか」と市場関係者。「年末年始の買い物を市場で行う予定の市民は29日の来場が狙い目かもしれない」とも。

 例年、夜明け前の午前5時頃から6時頃には来場者らの車が駐車場に入り切れず交通整理が必要になり渋滞が発生する傾向がある。市場の年内最終営業日となる30日の12時頃には水産仲卸の多くで売り切れ、早々に店じまいし、店じまい後の大掃除を開始する事業者が多い。

 「年末に市場を訪れる場合は時間を見て込み合う時間帯を避けることが賢明」と前出の市場関係者。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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