2024年12月08日 配信

津田沼駅北口のt大和商事ビルエントランスでフルート演奏

12/8(日)津田沼駅前で児童虐待防止の啓発イベント

フルートオーケストラやパネルディスカッションも

 津田沼駅北口で子ども虐待防止に関する啓発のシンボル「オレンジリボン」PRイベントが12月8日、津田沼駅北口デッキ及び津田沼OKビルエントランスで行われた。

 イベントは3部制のプログラムで津田沼OKビルエントランスホールで開催。1部で一般社団法人ソーシャルアーティストネットワークによるフルートオーケストラの演奏。2部では関係者らによるパネルディスカッション、3部はオービックシーガルズや協賛企業OKグループなどのキャラクターによるPRイベントが行われた。

 フルートオーケストラでは家族や子育てをテーマに3曲を披露。主催団体の「ソーシャルアーティストネットワーク」代表で指揮者を務めた江口義実さんから選曲理由と曲に込められた思いについての思いが語られた。

 パネルディスカッションでは、千葉県議会議員で文教常任委員を担当する鈴木ひろ子さん、船橋市議会議員で元・文教委員長(2019年)の朝倉幹晴さん、協賛企業の大和商事代表・大城元教さん、主催団体代表として江口義実さん、児童養護施設恩寵園・施設長の本間敏子さんが登壇。コーディネーターを主催団体専務理事の加藤孝子さんが担当した。

 自己紹介のあとそれぞれの児童虐待に関する活動を共有。鈴木さんは県の施策や市域を超えた連携についての課題、虐待から避難してきた少女を支援している体験について「支援をする中で気が付いたのは『絶対にあなたを見放さない』とたった一人の大人でも見守り続けていると伝えることが大切ということ」と話す。

 朝倉さんは恩寵園からの紹介で大学進学を目指す学生の学習サポート、船橋市が開設を目指している児童相談所の進捗について語った。

 大和商事代表の大城さんは、前代表時代から継続しているオレンジリボンPR月間(11月)における、チラシ配布やポスター掲示など活動に対する積極的な協力の背景について紹介した。

 江口さんは、全国で20カ所にも及ぶ子ども虐待防止に関する活動と、一見すると関係のなさそうな音楽家などのアーティストを巻き込み多くの人を「ジブンゴト」にしていく取り組みの重要性を説いた。

 「音楽家は自分の周辺のことに集中してしまいがち。演奏を通じて情報にふれる事で社会課題に興味を持ち、ジブンゴトになっていくきっかけになれば」と江口さん。

 この日は、北口のデッキで通行人に対しキャラクターたちがチラシを配布、スポットでの活動にとどまらず面での啓発運動を行った。 

一般社団法人ソーシャルアーティストネットワーク公式HP

大和商事・OKグループ公式HP

恩寵園公式HP

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • フルートオーケストラを提供した「ソーシャルアーティストネットワーク」

  • パネルディスカッションには、児童虐待に関連する人々が登壇

  • 実際の支援現場で起きていることを共有する

  • 北口のデッキでオレンジリボン啓発のチラシ配布も

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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