2024年12月08日 配信

12/8(日)栄町の「無邊山上行寺」で子ども食堂スタート 

地域のコミュニティを繋ぐハブとして

 平成に新設、令和に新築した日蓮宗の上行寺(船橋市船橋市栄町1-5-15、TEL047-433-0296)で12月4日、3回目の子ども食堂「お寺こども食堂」が行われた。

 同寺は、大多喜町の無邊山上行寺(じょうぎょうじ)、船橋の別院として建立した新しい寺。生まれた場所で最後を迎えるという時代から、人が移動する時代に移行してきたことで、生まれた場所で最後を迎えない人が増えたこともあり檀信徒などがない人たちに向けて、仏事などを行う現代ならではの方法で基盤をあていさせてきた。

 建立から30年ほどは地域の外の人に向けての仏事が多くなっていたというが、令和2年の本堂新築を機に地域の人たちを招く準備が整い、マルシェやヨガ、ベビーマッサージなどを企画していたが、「いざ」というタイミングでコロナ禍を迎え全ての計画がストップした。

 「まだタイミングではなかったという事。結果的にこの4年間でしっかりプランをつめることができ、より万全な体制で臨めるようになった」と副住職の遠山玄秀さんは振り返る。

 子ども食堂の開催は、第一水曜日に開催(1月のみ第二水曜日開催)。子どもだけに絞らず地域の高齢者や家族連れでも来場可能。万が一の災害、困ったことが起きたときに「駆け込み寺」として本来あった寺の「居場所」としての価値を再定義する。

 参加料は大人300円、中学生以下無料。毎回50食の提供を予定している。

 次回以降の開催予定は、1月8日(水)、2月5日(水)、3月5日(水)。開催時間は、いずれも15時~19時。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • プロの料理人が調理する子ども食堂

  • 衛生管理はもちろん、レシピも工夫を凝らす

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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