2024年11月15日 配信

代表の大河内剛さん

11/15(金)船橋・緑台が本社の不動産会社「大慶エステート」で焼酎販売開始

休耕地活用を目的にサツマイモ栽培した結果

 船橋市内に本社を構える不動産会社「大慶エステート」が、市内の休耕地で栽培したサツマイモを使い本格芋焼酎「船橋」を製造11月1日から販売を開始した。

 同社は、本社を構える緑台から車で10分圏内を商圏とした地元密着の不動産会社。全国的な人口減少と少子高齢化の中でも、今後数年間は人口増加が見込まれている船橋市では都市化や宅地化が進んでいる。

 一方で、高齢化や後継者不足などが原因で農地を維持できない農家も増えている。「耕作するのは大変だけど、農地として活かしてほしい」と地主から託された休耕地活用に数年かけて様々な農作物栽培でチャレンジした。保存性があり加工もできる農産物として注目したのが「サツマイモ」。

 昨年4月に高根、金杉、二和など市内5カ所2500平方メートルの休耕地でサツマイモ栽培を開始。10月に合計6トンを収穫し3トンを水戸市の老舗酒造メーカーで醸造。熟成期間を経て、今年10月に芋焼酎「船橋」が商品化。

 初回生産は2250本。1本720ミリリットルで税込み2980円。同社ホームページで販売するほか、一部市内の飲食店でも提供する。

 オリジナルラベルを2種類用意、味のある手書きテイストが目を引くラベルは「小舟を繋いで橋にして海老川を渡った」という船橋の由来からデザインをおこしたのはスタッフの小野友子さん。

 「芋の香りが強く芋焼酎好きにはたまらないのに飲み口がスッキリ。有名な焼酎と比べてもそん色ない。カボスを絞り、炭酸割りがおすすめ、仕事終わりに毎日楽しんでいる」と、同社代表の大河内剛さん。

 本格芋焼酎「船橋」公式ホームページ

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • スタッフの小野友子さんがデザインした船橋ラベル

  • ラベルは2種類用意

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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