2024年10月14日 配信

企画に参加した学生たち

10/14(月)東武百貨店船橋店で「さつまいもメニューフェア」

和洋女子大学とコラボした料理を提供

 東武百貨店船橋店(船橋市本町7-1-1、TEL 047-424-3915)では10月17日〜11月13日、「秋の味覚満喫!さつまいもメニューフェア」を展開する。

 同フェアは、和洋女子大学(市川市国府台)とのコラボレーション企画で、副題に「千葉のチカラを集結!」を掲げ、千葉県が全国産出額第2位を誇るサツマイモを使った限定メニューを家政学部健康栄養学科の学生16人が2人1組に分かれ考案した。

 東武百貨店船橋店と和洋女子大学は2007(平成19)年から産学連携を行っており、同フェアはその一環として企画されたもの。コロナ禍以降、約6年ぶりの取り組みとなる。

 企画が始まったのは今年6月。参加希望の学生(3年生8人、2年生8人)が、担当店舗を決めるミーティングを行った。7月初旬には、各店舗で学生と料理担当者が顔合わせし、学生がメニューを提案する会を開催。

 その後、2度の試作試食会を経て、味や盛り付けの改良を行い、7月末に全てのメニューが完成した。サツマイモと指定食材を組み合わせたり、栄養バランスを考えてブロッコリーやパプリカなどの野菜を加えるなど、健康栄養学科ならではの工夫も施されている。

 限定コラボメニューを提供する店舗は、7階のレストラン「いなば和幸」では「さつまいもと青しそのひれかつ定食」(1,800円)をはじめ、5階のカフェ「カフェ・カッチーヌ」では「さつまいものキャラメリゼワッフル」(単品1,070 円、ドリンクセット1,500 円)、地下1階のデリカテッセン「横浜桂林」では「さつまいもと蓮根若鶏の黒酢あん」(100グラム486円)など8店舗。

 同フェアを担当する販売推進部の山口陽平さんは「千葉の大学が、千葉のサツマイモを使ったメニューを開発し、千葉の百貨店で販売することがポイント。千葉県の味覚の魅力を全力で推したい」と話す。

 「牛たんと和牛焼き 青葉」の限定メニュー「さつまいもと牛たんのタッカルビ風」(2,398円)を担当した小高結衣さんと織戸香帆さんは、「牛タンとサツマイモをどう合わせるか想像できず苦労した」「10種類以上のメニューを考えた」と振り返り、「大きめのサツマイモと厚切り牛タンの食感が気に入っている」と胸を張る。

 山口さんは「栄養学科の学生ならではの斬新なアイデアが詰まったメニュー。たくさんの人に味わってほしい」と呼びかける。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • メニュー発表の様子

  • 店舗ごとにパネルも作成

  • 色どりや組み合わせなど、趣向を凝らしたメニューが完成

  • 「さつまいもと牛たんのタッカルビ風」など多彩なメニューがそろった

この記事を書いた人

中山 亜貴子

中山 亜貴子

2017年から船橋市在住。
市民ライターとして、知れば知るほど好きになる船橋の魅力を発信したり、素敵な人々と繋がれることにやり甲斐を感じています。
「チームふなばし」の一員として、船橋を盛り上げていきたいです!
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