芳蔵園の加納智恵さん（写真中央）

6/30（日）「船橋梨街道」で初めての梨まつり

4つの梨園に音楽やキッチンカーが集まる

　新京成線三咲駅から徒歩5分、県道288号沿いにある4つの梨農園（芳蔵園、高橋梨園、加納梨園、田中園）で7月7日、「第1回梨まつり」が開かれる。

　同イベントの発起人は、芳蔵園の加納慶太さん・智恵さん夫婦。「市川の『大町梨街道』のように、県道288号沿いをより多くの方に『船橋梨街道』と呼んでもらいたいと以前から考えていた。船橋の梨は市川より歴史が浅いが、梨まつりを通じて船橋の人にもっと知ってもらい、『船橋梨街道』という名前が定着したらうれしい」と話す。

　加納さん夫婦を中心に、「焼芋屋きんちゃん」の後藤良平さん、千葉県のグルメ系インフルエンサー「ゆまグルメ」さんら7人が実行委員を務める。今年1月に動き始めると、高橋梨園・加納園・田中園の3園も参加を表明。地元企業からも協賛が寄せられたという。

　芳蔵園に用意するステージでは、メインMCに船橋出身のシンガー・ソングライター濵津美穂さんとLiCaCoさんを迎え、市内の和太鼓チームやダンスチームがパフォーマンスを披露する。メインMC2人がそれぞれ出演するミニライブや、船橋のなしのPRソングを踊る「みんなで踊ろう！NANANA梨ダンス」や「梨クイズ」など観客参加型の催しも行う。

　ゆまグルメさんが県内から厳選した5台のキッチンカーが集まるグルメブースのほか、梨箱のダンボールを作る「鈴木紙工」（金杉1-8-3）が提供するダンボールアスレチックや、船橋新京成バスの制服を着て記念撮影もできる「ふなっしーバス」の展示など、子どもが楽しめるコーナーも用意する。

　会場では、100箱限定で梨の先行予約も受け付ける。どこの農園のものが送られるかは、届いてからのお楽しみとなる。

　「初めての開催なので、周囲に迷惑をかけず、交通にも配慮して安全に開催したい」と話す智恵さん。「遊びにくる皆さんにも車道に出ないなどのマナーを守ってほしい。交通整備などのボランティアも募集している」とも。

　開催時間は10時～16時。当日はコジマ電気・JA旧三咲支店の駐車場、春田建設（二和東2-9-6）の駐輪場を開放する。毎年7月4日（梨の日）の週の日曜日に開催していく予定。

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