2024年06月24日 配信

笑顔で接客する「登幸(とこ)とん」店長の岡田さん(左から2番目)とスタッフ

6/24(月)船橋駅近くに酒販売会社が営む「登幸(とこ)とん」が移転

毎日来ても飽きない日替わりメニューが充実

 「もつやき登幸(とこ)とん」(船橋市本町5-6-19、TEL 047-499-5654)が5月13日、船橋駅近くに移転リニュアルオープンし、1カ月が過ぎだ。

 同店の経営は、業務用酒販事業や酒販売店「酒.come(どっとコム)」などを経営する「やつや」(前原東4-13-3)の関連会社「やつやアイ・エヌ・ジィ」。1978(昭和53)年から京成船橋駅近くの場所で営業していたが、店舗建物の取り壊しに伴い移転することになったという。

 船橋駅北口から徒歩1分の場所に移転した同店は、店先に数個のちょうちんが掲げられ、豚の石像が目印になっている。同社専務の織戸里奈さんは「移転先は常連さんに来てもらいやすいように駅周辺で探した」と話す。

 店舗面積は約22坪。昭和レトロな雰囲気の店内にはカウンター席や立ち飲み席、テーブル席を合わせて60席を用意。織戸さんの母親でもあり相談役の寿子さんが1枚1枚手書きで書いたメニューが壁に貼られている。

 「もつ煮込」(380円、ハーフ230円)や「串焼セット」(680円)、「豚ばらキャベツ玉子焼」(380円)など定番メニューのほか、8~10品の日替わりメニューも用意し、常連客から好評だという。料理長の斉藤さんは「毎日来てくれる方もいるので、飽きが来ないようにメニューを考えている」と話す。「旬を意識しつつ、当日の天気によってメニューを決めることもある」とも。斉藤さんの作る料理はタイや韓国料理、中華や洋風など幅広く、常連客のリクエストに応えることも。お通しも手作りにこだわっている。

 ドリンクメニューはビールやサワー、焼酎など一通りを用意し、「幸せのハイボール」や梅酒ベースの「船橋ハイボール」、山椒とレモンが入った「登幸とんハイボール」(各420円)なども。日本酒は定番以外に3種類を週替わりで用意する。また移転前より店舗面積が増えたことから、瓶ビールとメガジョッキを取り扱うことになったという。

 「少しでも居心地よく過ごしてほしい」との思いから、常連客の名前や好みをチェックしてメモしているという店長の岡田真貴子さん。「その日に嫌なことがあったとしても、うちに来ればほっと一息つけるような、そんな場所になったらうれしい」と話す。また「オープン当日は開店前から30人以上の人が並んで、たくさん差し入れもあってうれしかった。これからも皆さんから愛される店にしていきたい」と笑顔で話した。

 営業時間は月曜~木曜は15時~22時30分、金・土曜は15時~23時、日曜・祝日は14時~22時。無休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「かみちゃん」と呼ばれる石像を、通りがかりの子どもがなでることも

  • つくね(右下、290円)はおろし、月見、チーズから選べる

  • 店内にもちょうちんが掲げられ、レトロな雰囲気

  • 手書きのメニューは「味がある」と好評だという

この記事を書いた人

yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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