2024年04月06日 配信

ワンセルフ代表の飯田さん

4/6(土)北習志野駅近くに「easeⅢ」

完全個室タイプの視覚障がい者向けグループホーム

 市内で視覚障がい者向け福祉サービスを提供する「oneself(ワンセルフ)」(船橋市三咲3)が3月1日、視覚障がい者向けグループホーム「ease III(イーズスリー)」(西習志野4-1-9)を開設した。

 2020年オープンの「ease I」、2021年の「「easeⅡ」(いずれも二和東)に続く3棟目となる同施設は、これまでの2施設とは違い完全個室タイプとなっている。「『ワンルームなら入居したい』という要望が多かった」と話す代表の飯田大介さん。「完全個室を備えた視覚障がい者向けグループホームは市内で初」だという。

 北習志野駅から徒歩約3分の中古アパートを一棟丸ごと買い上げ改修。入り口には点字ブロックや手すり、スロープを設置し、外階段や2階の外廊下には屋根も取り付けた。

 4つの居室はいずれも6畳のワンルームで、キッチンとユニットバスが備え付けられている。室内には会話機能付きのナースコールも設置している。居室とは別に共有スペースとスタッフルームを兼ねた部屋もあり、希望があればスタッフと一緒に食事をすることができる。

 「視覚障がい者にも一人暮らしを当たり前に経験してほしい。自立促進のため基本は見守る立場だが、困ったことがあればもちろんサポートしていく」と飯田さん。「一人暮らしと共同生活の間くらいの雰囲気を大切にしていく」とも。

 入居の相談は電話(047-404-2035)またはホームページで受け付ける。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 施設外観。ログハウスの表記は以前の名称の名残

  • 室内はログハウス風の内装

  • キッチンには冷蔵庫も完備

  • ユニットバスは十分なスペースを保持

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