2024年03月31日 配信

3種類の絵柄が1パックの坂才丸のコラボ商品

3/31(日)船橋の民話「雪どけ塚の白ヘビ」がショートアニメに

「海苔師坂才丸」が手掛ける記念コラボ商品も

 船橋の民話「雪どけ塚の白ヘビ」のショートアニメが2月に公開されたことを記念し、三番瀬でのりの養殖と販売を手がける「海苔師坂才丸」(船橋市宮本3-7-3)が3月16日、コラボ商品の販売を始めた。

 「雪どけ塚の白ヘビ」は、漁の最中に嵐にあった漁師が、夏見城(現在の長福寺付近)に住む白ヘビの目の光を頼りに無事帰ったという民話。日本財団と日本昔ばなし協会が、日本各地の民話を発掘して海にまつわる教訓を子どもたちに伝える「海ノ民話のまちプロジェクト」の活動の一環でアニメ化した。完成した約5分30秒の映像を、2月15日からユーチューブで公開している。

 同プロジェクトによる民話のアニメ化は、県内では2022年度の南房総市に続き2例目。市内で他にも候補があった中で同民話が選出された理由について、船橋市観光協会(若松2-2-1)の伊阿弥さおりさんは「海の危険さや豊かさ、当時の漁師の暮らしを伝える内容であることに加え、灯明台が現存するといった歴史的背景など、選考基準の要素がしっかり含まれていたことが評価された」と明かす。

 それを記念し、海苔師坂才丸が「船橋三番瀬焼海苔 ミニパック民話セット」(1,080円)の販売を始めた。3種類の板のりがそれぞれ、白ヘビや漁村の子どもたちなど、アニメの1シーンが描かれたオリジナルパッケージに入っている。

 観光協会のほか、「ふなばし三番瀬環境学習館」(潮見町4)、「ふなっこ畑」(行田3-7-1)などで取り扱う。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • コラボ商品が並ぶ船橋市観光協会の店舗

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典子牧

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