2024年02月22日 配信

「こども縁日」スタッフのみなさん

2/22(木)5回目の「こども縁日」は芳蔵園を会場に初の屋外開催

「子どもたちの居場所、遊び場を提供したい」

  二和東にある梨農家「芳蔵園」(船橋市二和東2-7-7)の敷地内で2月17日、5回目となる「こども縁日」が開催され、子ども連れの家族でにぎわった。

 同イベントは、子ども食堂の運営などに携わる金子智奈美さんが中心となり「子どもたちが安心できる場所や環境を作りたい」という思いで開いているもの。幅広い世代が楽しめるワークショップや体験ブースなどを用意する。

 初の屋外開催となった今回は、開催場所を探しているという金子さんの話を聞いた「芳蔵園」の加納慶太さんが場所を提供した。「天気にも恵まれ、広い会場でのびのびと開催できた」と金子さんは振り返る。

 会場では「焼芋屋きんちゃん」の焼きイモや船橋市から提供された「防災クラッカー」が無料配布されたほか、キーホルダーやリースを作るワークショップ、ゲームコーナー、「アダチコーヒー」(本町2-11-25)の体験ブースなどが設けられ、参加者は思い思いの作品作りや遊びを楽しんだ。「キャンパルジャパン」(東京都江東区)が設置した大型テントでは、子どもたちがくつろぐ姿も見られた。

 「子どもたちの遊び場が年々減ってきているように感じる。好きな時に出入りできる縁日スタイルなら、より自由な遊び場を提供できる」と金子さん。「次回は春の開催を予定しているので、春らしいワークショップや催し物を計画したい」と意欲を見せた。

 イベントの企画者である金子さんの長女・穂乃杏(ほのあ)さんは、参加者たちの様子を見て「ワークショップの品物は私が決めた。友達が楽しそうだと自分もうれしい」と笑顔を見せた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 会場の様子

  • ゲームの景品を選ぶ子どもたち

  • 「こどもコーヒー」体験中の姉弟

  • 左から、「芳蔵園」園主・加納慶太さん、「焼芋屋きんちゃん」代表・後藤さん

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