2024年02月13日 配信

店内写真

2/13(火)塚田駅近くにパン専門店「bakery ninopan」

半年前に閉店した「ボナペティ」跡地に

 東武アーバンパークライン塚田駅近くに2月11日、パンの専門店「bakery ninopan(ベーカリーニノパン)」(船橋市前貝塚町565-11塚田プラザ102)がオープンした。

 店主の二ノ宮諭さんは、中学生の時にパン屋での職業体験を通じてパン作りに興味を抱き、高校卒業後は調理専門学校で製菓と製パンを学んだ。卒業後、松戸にある老舗ベーカリーで16年間勤務。コロナ禍を機に自身のパンを販売することを志し、休日にマルシェなどのイベントで出店重ね、自らの店舗を持つことを決意した。

 本格的に物件を探していた中で出会ったのが、昨年9月に閉店した「ブーランジェリーBonAppetit(ボナペティ)」。二ノ宮さんは「地域に愛されていたボナペティさんの跡地に出店できるのは感慨深い。一部の機材や型も譲り受けてうれしい」と話す。

 同店では、ハード系のパンを中心に、甘いデニッシュやベーグルなども販売。「塩バターベーグル」(302円)は、生地にバターとマスカルポーネを入れることでしっとりとした食感になり、ベーグルが苦手な人にも好まれているという。

 基本の「小倉あんぱん」に加え、さまざまなフレーバーのあんぱんも販売。オープン初日には、「温州みかんあんぱん」「コーヒーあんぱん」(以上194円)などが並んだ。二ノ宮さんは、自身が作るパンに最適なあんこを求め、業務用あんこを扱う「茜丸」(本社=大阪市)のあんこを使うことにこだわる。

 「今まで働いていた店や、マルシェやイベントを通じて出会った人たちに支えられながらオープンすることができた」と話す二ノ宮さん。「これからもさまざまな縁を大事に、地域に愛される店にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時〜18時。日曜・月曜定休。最新の情報はインスタグラム(@bakery _ninopan)で発信している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店主の二ノ宮諭さん

  • オープン初日。開店時には50人以上のお客が並び、二ノ宮さんが挨拶をすると、温かい拍手で迎えられた

  • ボナペティから機材だけでなく型も引き継いだ

  • 人気の高い「塩バターベーグル」

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