2024年02月07日 配信

感謝状を受けたふなっしー

2/7(水)ふなっしー千葉県警察から「サイバー犯罪防止協力」に対し感謝状

県民・警察官への呼びかけも

 船橋市非公認のご当地キャラクターふなっしーが千葉県警察本部からの依頼を受けて「サイバー犯罪防止」に協力、2月5日千葉県警察本部で内川正年生活安全部長から感謝状を受けた。

 全国的に被害件数が増えているサイバー犯罪、特に近年「サポート詐欺」と呼ばれる新しい手法の被害が増えている。千葉県警察本部では老若男女からの支持と知名度が高いふなっしーに協力を依頼、犯罪防止キャンペーンを企画。ふなっしーはポスターやパンフレットへの無料協力や啓発活動に協力する。

 「サポート詐欺」は、メールなどでURLを送り付けるパターンやサイト閲覧中に広告として表示するパターンのほか、いきなり画面が切り替わり大きな警告音と「ウイルス感染」のエラーメッセージを表示し、利用者を混乱させる。ブラウザの閉じるボタンなどの操作は一切効かず、その間警告音は鳴り続ける為、被害者は余計に混乱する。

 解決に困り「サポート」と表示された電話番号に連絡を取るとコンビニエンスストア等でギフトカードを購入させられサポート名目の支払いを促されるという手法。

 これまでの「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」とは一線を画し、被害の中心は40代以上の現役世代。普段、仕事でパソコンを触ることの少ない人が被害を受けることが多いという。

 この日の感謝状贈呈式でふなっしーは、独立行政法人情報処理推進機構が提供する「セキュリティ警告画面」体験サイトを操作、「サポート詐欺」を模擬体験した。捜査中にいきなりの警告音、動揺して「サポート窓口」に電話しそうになる様子などを披露し「こういうのが危ないなっしー。サポート詐欺を撲滅するなっしー」と呼びかけた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 警察官を前に緊張した表情のふなっしー

  • 感謝状を受け取るふなっしー

  • 「みんなでサイバー犯罪撲滅なっしー」と呼びかけるふなっしー

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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