2023年12月08日 配信

跳び箱演技を成功させた子どもとハイタッチ

12/8(金)健伸幼稚園が50周年記念イベント

市船第三体育館で体操・谷川兄弟が模範演技披露も

 丸山地域と行田地域拠点に0才からの健康教育を掲げ幼稚園経営をしてきた「健伸幼稚園」(船橋市丸山5-12-7、TEL047-438-7019)が創立50周年を迎え記念イベント「体操競技会」を12月2日に実施、卒園生の谷川航さん・翔さん兄弟や健伸スポーツクラブメンバーが駆け付け模範演技を披露した。

 記念イベントはオリンピック大会設備に準じる体操設備が整っている市立船橋高校第三体育館(船橋市市場4-5-1)で行われた。

 健伸幼稚園が行ってきた教育成果、卒園児の日本体操界における影響と実績。卒園児やスポーツクラブ卒業生の多くが同校体操部で活躍している事などから体育館を開放、今回の記念イベントが実現した。

 同園は1971年6月健伸教育研究所として発足。1973年3月健伸健康教育研究所付属健伸学院として健伸幼児教室開園。1974年には学校法人健伸学院健伸幼稚園として5学級の認可を受け、1976年4月に体育館設立に合わせて健伸スポーツクラブ発足。数々の体操選手を輩出してきた。

 創立に際し順天堂大学の体操競技部で当時監督をしていた太田昌秀さん(のちに五輪・世界選手権で体操男子10連覇の監督)を訪ね、当時同大学の器械体操で主翼メンバーだった只野誠志さん、松岡一志さんを紹介されスポーツクラブ指導にあたるようになったという。

 スポーツクラブ卒業生には谷川航さん、谷川翔さん、杉本海誉斗さん、金田晟斗(あきと)さん、久永将太さん、前野風哉さんなど世界を舞台に体操で活躍する選手やクライミング世界選手権出場の久米乃ノ華さんらが名を連ねる。

 記念体操演技会は午前・午後の2部制で実施。9時30分からの第一部は健伸行田幼稚園の園児と保護者対象。年長園児の「よっちょれ」で幕を開けた。11時10分からの第二部では健伸幼稚園を対象に年長園児のチアダンスがオープニングを担当した。

 一部・二部共に谷川兄弟と園児らの体操体験が行われ、園児らは跳び箱の実技を披露。谷川兄弟とのハイタッチなどでふれあうシーン様子がみられた。イベント後半には谷川兄弟や市船体操部、健伸スポーツクラブ選手らによる体操競技模範演技も実施。

 床、あん馬、跳馬、吊り輪などでそれぞれにハイレベルな実技を目の前で堪能、技が成功するたびに子どもたちや保護者から感嘆のため息がもれ拍手がおくられた。

まいふな編集部公式Instagram
健伸幼稚園50周年記念体操競技会の様子

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • サインに応じる谷川さん

  • 園児たちのダンス披露も

  • 松戸徹船橋市長があいさつ

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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