2023年12月02日 配信

12/2(土)認知症啓発活動RUN伴ふなばし2023開催

ゴールの市立船橋高校で松戸徹市長もふなばしオレンジ体操

 医療介護従事者が主体となって認知症の啓発運動を目的にタスキをつなぐランニングイベント「RUN伴(ランとも)ふなばし2023」が12月2日に行われた。

 2011年に「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」を目指して全国各地で活動を開始。認知症の有無に関わらず、オレンジTシャツを着て地域内をランニングしタスキをつないぐことで啓発する企画。

 船橋市内では2017年9月に初回の「RUN伴」が実行された。毎年タスキリレーを実施してきたが2019年、新型コロナウイルスの蔓延でタスキリレーは中止に。

 タスキリレーができなかった期間、「活動を絶やさぬよう、思いだけでも伝えよう」とオンラインでも参加可能な認知症予防体操「ふなばしオレンジ体操」を地元アーティストらと制作。SNSなどで動画を投稿する企画に切り替えた。

 4年ぶりとなる今年「Re Connect ~再びつながる~」をテーマに2部構成でリアルで開催。1部では市内を南部・北部・中部・西部・東部の5ブロックに分けて各ブロックでタスキをつなぎ、ゴールの市立船橋高校を目指す「ロードラン」を実施。

 各ブロックに同校野球部の部員を配置、タスキリレーに参加させた。2部の「ゴールウォーク」では、市船吹奏楽部による「市船soul」生演奏の中、みんなでグラウンド内を歩きゴールテープを切った。ゴール後、参加者や応援者が揃って「ふなばしオレンジ体操」を実演した。

 実行委員長の根本さんは「自分の親が認知症なので、大変さも分かる。町で暮らしていくためには、地域で助け合っていく必要がある」と締めくくった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 参加者らと一緒のゴールテープを切る松戸徹市長

  • ゴール地点であいさつする松戸徹市長

  • 実行委員長の根本さん

  • 市船soulの生演奏で応援する吹奏楽部

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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