2023年11月22日 配信

柏レイソルMF  椎橋慧也さん

MyFuna誌面より <船橋の人>こんにちは、ふなばし
柏レイソルMF 椎橋慧也さん

プロフィール
船橋市出身。咲が丘SCでサッカーを始め、八木が谷中学校から市立船橋高校へと進学。3年時にはキャプテンを務め、全国高校総体では準優勝に貢献する。2016年にベガルタ仙台に加入すると、2021年には柏レイソルに完全移籍。昨シーズンはリーグ戦31試合に出場し、攻守両面で欠かすことの出来ない選手としてピッチに立ち続ける。今後も柏の中心選手として活躍していくことが期待されている。
柏レイソルHP https://www.reysol.co.jp/
柏レイソルで攻守の舵取り役を担う
船橋生まれのリーガー
 
 柏レイソルの中心選手としてチームをけん引しているのがMF椎橋慧也さんだ。
3歳年上のお兄さんの影響でサッカーを始め、2002年の日韓ワールドカップでTVに映るスター選手らのプレーに衝撃を受け、一気にサッカーの虜になった。
 
 中学校時代は全国大会にも出場するなどメキメキと頭角を現すと市立船橋高校に進学。そして、サッカー部に入部するも直ぐに大きな挫折を味わった。
「天狗になっていました。練習に付いていくのが精一杯。周りは技術がありレベルが全然違いました。このままでは潰れると思いました」と、大好きだったサッカーが、この時だけは嫌いになったと言う。
 
 椎橋さんは『プロ選手になるためにはどうすればいいのか』と自問自答し「技術がなければハードワークをしてチームとして勝つ。目立たないが縁の下の力持ちが大事だということに気付き、そこを目指そう」と自分の役割を導き出した。
 
 その後、コンスタントに試合に絡めるようになると3年時には主将を務め、夏のインターハイでは全国準優勝、冬の選手権大会では3回戦で敗れたが優秀選手に選ばれた。卒業後はベガルタ仙台へ加入。
 
 『プロサッカー選手』という少年時代からの夢を叶え、そして2021年に柏への完全移籍が決まった。
 
 「自分は船橋出身で柏は地元のクラブ。昔から試合を観に行っていたのでオファーに気持ちが昂ぶりましたし、絶対に柏で活躍したい」と椎橋さん。
 
 チームを勝たせる選手が理想だと言う椎橋さんは「あいつがいれば安心だと言われたいですし。味方が伸び伸びプレーすることで自分の良さも生きます」と話す。
 
 柏でタイトルを獲得し、「サポーターと一緒に喜び合いたい」と意気込みを語った。
 


「(市船サッカー部入部後)あの時、挫折して良かった」とサッカー選手として分岐点となったことを懐かしそうに振り返る。また小学生から現在に至るまで、プレーでの気づきや課題などをサッカーノートに書き記しているという。椎橋さんの地元おすすめスポットは井草橋公園付近にある駄菓子屋さん


(MyFuna2023年11月号掲載記事より)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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この記事を書いた人

MyFuna編集部

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