2023年11月16日 配信

船橋市農業委員会会長・岡庭一美さん(一番右)や松戸徹船橋市長ら

11/16(木)4年ぶりの「船橋市農水産祭」は船橋港親水公園を会場に

即売会には「皆川牧場」が初出店

 4年ぶりとなる「船橋市農水産祭」が2日間に渡って開催され、11月11日は東武鉄道船橋駅コンコースを会場に、12日は同祭としては初めて「船橋港親水公園」(船橋市浜町)を会場とし、2日間で約5,300人が会場を訪れた。

 今回が56回目となる同祭。 11日の初日は船橋産農産物の即売会として開催し、会場では40種類、4,000個の農産物に加え、同祭では初出店となる「皆川牧場」(船橋市鈴身町84-2)が自社の工房で製造したチーズを出品、試食ブースを開いていた。皆川牧場のスタッフは「今回出店は初めてですが、喜んでいただけてうれしい」と話した。 

 同会場では、今年1月に発売となったご当地カレー「ふなばしカレー」の販売ブースもあったほか、東武鉄道や船橋警察署もイベントブースを出店。東武鉄道では駅員の制服を着て写真撮影ができ、船橋警察署では自転車の乗り方のマナーや振り込め詐欺に対する注意喚起、反射神経をゲーム感覚で測定できる催しを行った。 

 12日は、船橋港親水公園を会場として開催。例年では、2日目の会場は船橋地方卸売市場だが、今年は初めて船橋港親水公園での開催となった。海苔や梨などの農水産物の直売をはじめ、「卵のつかみ取り」や「ジャガイモ詰め放題」、ビンゴ大会なども開催された。

 キッチンカーゾーンも設けられ、船橋を拠点に活動しているキッチンカーが会場を盛り上げた。農水産祭実行委員会委員長でもある松戸徹市長は「都市化してきた船橋市とともに農業と農地を守り次世代に繋げていきたい」と、船橋市農水産祭への思いを話した。

 仕事帰りに立ち寄ったという40代女性は「仕事の帰りにふらっと寄って新鮮な野菜を買えてうれしかった」と話し、「子どもに地元の食材を使った料理を食べさせたいので、このイベントを楽しみにしていた」という乳幼児を連れた30代主婦も来場していた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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  • 市内農家が自ら農産物を直売。梨も販売していた

  • 「船橋のものを買いたい」という来場者も多く見られた

  • 「皆川牧場」の試食コーナー

  • 船橋警察署によるブース

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