2023年11月11日 配信

エビスきたなら商店会の鵜沢会長(写真右)と森副会長

11/11(土)北習志野の27商店らで「まちゼミ」

店主らが講師になり学び・遊びコンテンツを提供

 北習志野駅近くの商店会および周辺商店・企業が連携して商店会の活性化施策「北習志野で学べて得するまちのゼミナール(通称=まちゼミ」を開催、11月30日まで各店で講座を行っている。

 発起人として声掛けするのはエビス北習商店会の鵜沢会長と森副会長。2022年7月、商店会としては初となる企画「エビスきたなら祭り」を開催。

 個店が連携することで商店会の価値を高め、地域住民を巻き込み地域が活性化していくことに気が付いたという。今年4月には初開催となる「まちゼミ」も実施。21店舗が参加し25枠の講座を提供した。

 初回の「まちゼミ」開催に向けて愛知県岡崎市から「岡崎まちゼミの会」代表の松井洋一郎さんを招聘、3回にわたる勉強会を行い商店主らの足並みをそろえまちゼミを成功させた。

 まちゼミでは「商店会の魅力は個店の商店主」と定義し「きれい」「けんこう」「まなぶ」「つくる」という4つの分野に分けプロとしての知識や店主の個人的な趣味などを1時間~90分のミニ講座として提供する。折り込み広告とSNSでの拡散、商店会や店内でのポスター掲示や口コミで集客する。

 1回あたりの講座は2~3人程度から多くても5、6人。「たくさんの人を集める」という目的よりもじっくり触れ合ってもらうことで、店主をはじめとした個店の魅力を伝え継続的なファンづくりをしていこうという企画。当日、講座内での売り込みは一切行わず、参加者は店主の持つ専門的な知識にふれられる講座に参加できる。

 不動産事業者が提供する「賃貸物件オーナー、お悩み相談」、学習塾が提供する「プログラミング体験」など本業で当たり前に持っている知識を生かしたものから貸衣装店の「親子で折り紙教室」のように一見すると本業と関係のなさそうなもの猫の保護活動をするNPOが提供する「体験!!保護猫ハウスのボランティア」など商店会に店舗を構えていない団体の講座も提供されている。

 申し込みは各店、電話が主となるが事業者によってはSNSからのメッセージでも受け付けしている。2回目となる今回は22店舗が参加27講座を開催する。期間中に2回だけ講座開催する店舗も。最終の講座開催は30日まで。全ての講座が参加無料、ただし教材費など実費がかかる場合もある。

 問い合わせは090-3283ー2355(北習志野エビス通り商店会)もしくは同商店会の公式ホームページから。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 自治会や商店会の掲示板にポスター掲示する

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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