2023年11月26日 配信

ハレカフェオーナーの牛垣さん(中央)

11/26(日)浜町商店会のハレカフェで「おでん」提供開始

テイクアウトに特化、ドリンク(ビールも可)注文でイートインも

 ららぽーとTOKYO-BAY近くの浜町商店会にあるコミュニティカフェ「ハレカフェ」(船橋市浜町1-6-5、TEL090-6714-4200)で11月21日からテイクアウト主体でメニューにおでんが加わった。

 挽き立てのドリップコーヒーやスムージー、ホットケーキなどのスイーツ類が看板商品のカフェで「なぜ、おでんをメニュー化!?」と関係者や商店会を通る客からは疑問の声が寄せられるというが、マスターの牛垣さんはその思いについて自身のインスタグラム上で公開した。

 「ハレカフェのおでんは、牛すじ入りです。マスターが小さかった頃、通学路には鉄板とおでん鍋がある駄菓子屋?のようなお店がありました。お好み焼き、それもキャベツ生地の他には天かすとこんにゃくしか入ってない『素お好み焼き』や腹を空かせた子ども達に人気のじゃがいものおでんがあったりと、お小遣いでお腹が満たされた記憶があります」

 「そして、そのお店には昼間からおでんやお好み焼きをつまみにビールを飲んでいる大人たちの姿がありました。昭和の時代には、そんな景色が普通でしたよね。今週からスタートしました『ハレカフェおでん』早速、小学生達が興味をもってくれたり、コーヒー片手におでんをつまんでくれる大人がいたりと、ハレカフェ店内が昭和にタイムスリップしたようです」(ハレカフェマスターのインスタグラムより抜粋)

 子どもがお小遣いを握りしめて帰宅途中に買い食いする横で大人が夕方の早い時間からビールを飲む。昭和の片隅にあった古き良き時代を彷彿とさせる「ハレカフェおでん」のメニュー化に一番喜んでいるのは同店を利用する大人の常連客だという。

 メニューに「牛すじ」が入っていることが牛垣さんのこっそりとした自慢らしい。

 本人は決して表立っては明かさないが、子どもだった昭和の時代にはちょっとした贅沢品だったものをメニューに採り入れることで一人満足気にほくそ笑む牛垣さんのいたずらっ子のような笑顔が文面から想像できる。

 おでんはテイクアウトメニューとして販売するがドリンクの注文でイートインでの店内飲食も可能。コーヒーを飲みながらおでんをつまむ大人の姿も少なくないという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • しっかり煮込んだおでん

  • おでんのメニューを店内に掲示

  • テイクアウトの常連客

  • 珈琲とおでんのセットメニュー

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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