2023年10月27日 配信

船橋校担当講師の庄司夏海さん(写真左)と千葉校の武士結菜さん

10/27(金)塚田駅近くに「千葉沖縄三線教室」開校

音楽・楽器未経験者からでも1か月で1曲弾けるカリキュラムも

 東武アーバンパークライン塚田駅から徒歩2分ほどのレンタルスペース「リトミック・ピアノSolana」(船橋市行田1-48-6)で10月11日、千葉沖縄三線教室船橋校の運営が始まった。

 同校は音楽や映像、ラジオなどの番組制作や音楽教育開発事業などを生業とするHEIWA ENTERTAINMENT(千葉市中央区市場町8-9、TEL043-221-6116)が運営する。2021年5月、千葉市内で最初の沖縄三線教室を開講した。

 担当講師は沖縄県伊是名(いぜな)島出身の武士(たけし)結菜さん。生まれたときから生活の中に三線があったことから小学校3年生で習い始めた。南風原高校時代には郷土文化コースを選択、三線をはじめ沖縄文化を学んできた。

 千葉校はマンツーマン方式で運営。演奏方法だけでなく沖縄文化や日常生活との関わり、三線の修理なども幅広く学べることから口コミで評判を集め開講から1年ほどで生徒数は60人まで増加した。

 市川市や船橋市、八千代市、鎌ヶ谷市などからも多くの生徒が通っていたことから「もっと東京寄りの千葉県内の駅でも開講してほしい」という要望があがり船橋校の開設に至ったという。

 船橋校は各回10人ずつのグループレッスンで運営。第二・第四水曜日に開講し45分を1コマとして13時から、14時からの2コマを開く。月2回のレッスン5,600円。体験レッスン(1回500円)も行う。

 講師の庄司夏海さんは千葉校の受講生から抜擢。1年ほどピアノを習っていた経歴はあるというがその後は特に音楽はやってこなかった。三線を習い始めたところその面白さにはまり1年半ほどで船橋校を任せられるほどに習熟したという。

 「1か月通っていただくと沖縄の代表的な民謡安里屋(あさどや)ユンタを弾けるほどには上達させます。一緒に船橋の沖縄カルチャーを盛り上げていきたい」と庄司さん。

 県内ではまだ沖縄三線教室が珍しいこともあって、周辺の沖縄料理店とのコラボ企画や県内各所でのイベント出演などの依頼も寄せられ習得後には多くの演奏機会も用意されているという。

 「コロナの蔓延で一時音楽は不要不急なものとして捉えられたことがあった。一人時間を大切にする人が増え、音楽を習いたい需要がコロナ前よりも増えてきた。三線は初めての人でもとっつきやすい楽器なので試しにはじめてみたい方にはちょうど良い」と同社代表の村岡睦稔さん。

 本皮を使った三線は新品で7~8万円程度と高価な楽器だが、同教室では1回100円からのレンタルや、練習用に使用した三線の払い下げ制度も用意する。また、船橋校では会社帰りに習える19時からの教室開講も検討中だという。

 問合せは、TEL043-221-6116又は、Instagramのダイレクトメッセージ、公式ホームページから。

千葉沖縄三線教室船橋校Instagram

千葉沖縄三線教室 公式ホームページ

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 体験教室の様子

  • 船橋校の講師・庄司夏海さん

  • 千葉沖縄三線教室船橋校を開くレンタルスペース「Solana」

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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