2023年10月03日 配信

外観の様子

10/3(火)長津川親水公園近くに認可外保育園「わたあめ保育ルーム」

小規模保育で「より家庭的な保育」を目指す

 長津川親水公園や北本町の「ヤマダ電機」近くに認可外保育園「わたあめ保育ルーム」(船橋市北本町2-57-2-101、TEL 090-3849-9006)が7月1日に開園し、3カ月が経った。

 同園は、1歳2歳児を対象とし、月極保育と一時保育をメインとしている。国が定める保育士配置基準より余裕のある人数での保育を実施し、10人の子どもを保育士3人で見ることで、「より家庭的な保育」を目指しているという。

 施設長の有村利恵さんと、保育士の後藤美沙さんは以前同じ保育園に勤務経験があり、保育に対する思いに互いに共感し合い同園を開園することを決意。「子どもたちはよく大人を見ている。自分たちが楽しんでやっていると子どもも楽しい。楽しませる自信があります」と2人は話す。

 同園の立地は、行田公園や中津川親水公園など、遊具のある公園が近くにあることで多くの自然に触れることができる。園内ではリトミック、英語、食育、芸術遊び、ごっこ遊びなどの遊びを取り入れて感性を磨いていくという。

 「一時保育は特にこだわりがある」とも話し、「一時保育は、事前申込が電話予約のところもあり予約が取りにくいという話を聞いていました。荷物が多いことや書類が多いとの声もあり、もっと簡単により預けやすい環境を作りたいと思っています」と有村さん。

 同園は、事前登録の上、前日までにネットでの予約が可能。昼ご飯は、外注のお弁当を頼むことができ、持参することも可。当日の体温や子どもの様子を伝える連絡帳は、LINEで保育士とやりとりすることができる。

 また毎月、園に登録していない人も参加できるイベントを実施し、季節感のある背景とコスチュームで写真が撮れる「わたあめフォト」を開催している。「背景もコスチュームも全て手作りで毎月2パターン作成しています。おすわりしている子どもがちょうど可愛く撮れるようこだわっています」と有村さん。そのほか親子で保育ルーム内で遊べる「無料開放デー」を開催している。

 「認可外は金額が高いという声もありますが、条件によっては市から補助金の制度もあるのでぜひ一度遊びに来てほしい。私たちは大切な命をお預かりしているという意識を常に心がけ、子どもの成長をご両親と一緒に見守りたいと思っています。子育ての悩みなどもなんでも相談してほしい」と有村さんは今後の意気込みを話す。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 左から施設長の有村利恵さん、保育士の後藤美沙さん

  • 毎月開催する「わたあめフォト」の様子。先生が子どもの笑顔を引き出す

  • 1歳2歳児に合わせたおもちゃが並ぶ。手作りおもちゃも多い

  • 園児の荷物は分けることで、間違えることなく安全に対応する

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