2023年10月03日 配信

リントスカフェ開業をプロデュースした志水香代店長

10/3(火)海神町南に子育て・バリアフリーに配慮した「リントスカフェ」

ものづくりの三和製作所が新規事業で

 マンション開発が進む船橋インターチェンジ近くの住宅街一角にバリアフリーや子育てに配慮した「Lintos cafe(リントスカフェ)」(船橋市海神町南1-1544-8、TEL047-404-3250)が9月30日プレオープンした。グランドオープンは2024年1月6日を予定。

 経営母体は、健康や医療・介護業界や学校関係の学用品や防災・安全用品などを企画制作するものづくり会社「三和製作所」(東京都江戸川区中央)。

 同社倉庫跡地を活用した260平方メートルの店内。高い天井と柱のない広々とした空間を利用している。33席の客席はベビーカーやバギー、車いす利用でも不便のないように通路を広くとる。カウンター席やテーブル席にはコンセント完備、店内は無料Wi-Fiも提供している。個室スペースも4人用、6人用、8人用と3室用意。ミーティングなどの用途にも対応する。

 バリアフリーを意識し椅子の高さや種類をは不ぞろいに。テーブルや椅子はアイアンフレームと木で作られた落ち着いた雰囲気を演出する。スロープを各所に用意、出入口や店内の段差もない。

 店内奥の突き当りに物販スペースがあり「日本のものづくりを応援したい」という小林広樹社長の思いを実現する職人とのコラボ商品が展示販売されている。業務用に開発された撥水性の布を使ったバッグは子育て女性がおむつや着替えなどを入れる大容量の「ママバッグ」として若い女性に選ばれるデザインに改良。障がいがあってもなくっても利用しやすいインクルーシブデザインの商品として販売している。

 フードメニューは季節の地元産野菜を使った日替わりランチメニューやインクルーシブスイーツを提供。同店開店に合わせて大学とインクルーシブスイーツを共同研究するパティシエ志水香代さんが店長に就任。「嚥下(えんげ)」困難な障がいを持つ人も楽しい食事に同席できるようプロデュースした。

 今後は地域へひらかれた場として幅広い世代・層の人々が集える企画を展開していく。また、来春には自家焙煎珈琲豆の販売なども視野に入れている。

 営業時間は11時~18時。10月中は火曜定休。※1月6日のグランドオープン後に定休日が確定する。

リントスカフェInstagram

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 天井が高く、通路幅が広い贅沢な空間

  • 食器も日本の職人が手づ売りしたものを採用している

  • オリジナルレシピのバターチキンカレー、野菜は西船橋の契約農家から

  • マンション開発が進む住宅街の一角に開店

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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