2023年10月02日 配信

2022年の会場

10/2(月)市川のアートイベント「エドロックカワミュー2023」

川のある空間を丸ごと全部アートに

 市川市の江戸川河川敷で定期開催されてきた「EDOROCK・カワミュー2023」が10月14日、大洲神社近くの江戸川河川敷(市川市大洲2)で開催される。

 同企画は2002年7月に6人のDJとBGM、大きなキャンパスに作品を描く音楽とアートが融合したイベントとして立ち上がった。翌2003年10月には「みんなで作る布のおうち」「大きなアートの展示」「大きなお絵描きパネル」などのアート作品を6人のDJがBGMで包み込むイベントに。

 その後2004年10月、2005年9月と開催したが一時休止。2018年10月になって13年ぶり再開。アートに加えキッズダンスやフラなどのダンス要素を採り入れ、フードやライフスタイル、クラフト出店なども加わり拡大していった。2019年にはさらに規模が拡大。コロナ禍にはいった2020年はサテライト会場も使用して70店舗での分散開催に。

 河川敷に音楽とアートが一体になった空間を創造する目的を掲げ『音楽とアートの祭典』として成長してきた同企画だが、「ロック」という名称からライブイベントとして捉えられることが多かった。

 昨年からEDOROCK・カワミューと名称を一部変更。一段とアート要素を色濃くリニューアルし、川全体を1日限りのアートミュージアムとして捉える空間創造のイベントに昇華させた。

 2023年のアートテーマは「心に小さなREVOLUTIONを!!」江戸川でアートを体験しながらゆったりとした時間を大切な人と過ごす空間を提供する。

 国内外のホテルや百貨店などに作品を納めている空間演出家のはやしまりこさんがインスタレーションを担当。いちかわ市民文化ネットワーク(通称=いちぶんネット)とコラボでインスタレーションを制作する。

 市本(いちぼん)有志による読書会(13時~14時30分)や、11時~15時までJay shogoさん、Kaara kouさんコラボによるライブペインティングも実施。

 参加型アートとしては「日本さばける塾in三番瀬」、藤田あかねさんと「3710ミンナトマミとART GANG PIPPI」がコラボして神社に海の生き物をイメージした壁画を作る。

 会場内のゆったりとした時間を演出する目的でキューバサンド「DADDY’S」、ハンバーガー「HEROSTAND」、フォー「niwatori truck」、から揚げ「KAZ★ROCK」など9店舗のキッチンカーも出店。

 会場内はアートを楽しむためにDJが音楽を提供。市川市で生まれたサンバチーム「DOMINGUEIRO DO SAMBA」も参加することが決まっている。

 今年から「水上の安全」を啓蒙する目的で、江戸川モーターボートとエムジーマリーンとのコラボで水上バイク体験乗船会も並行して実施する。水上からアートを眺めることができる。チケットは10時から販売開始(300円)。乗船は13時から。

 開催時間は、10時~16時。小雨決行、荒天中止。入場無料。

会場までの交通手段
・JR総武線市川駅から徒歩20分
・JR総武線本八幡駅から徒歩30分
・京成トランジットバス大洲防災公園・下車徒歩10分
 JR市川駅2番乗り場「市川01」本八幡駅南口行、「市川03」西船橋駅南口行
 JR本八幡駅南口京成トランジットバス「市川01」市川駅南口行

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 過去開催の様子

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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