小川幸恵さん（左）姉妹

10/1（日）「船橋アーチェリーレンジ」にフットサルコート

地域の人が親しむ場所を目指して

　新京成線薬園台駅から徒歩約5分のところにある「船橋アーチェリーレンジ」（船橋市滝台1-7-2、TEL 047-466-2320）では屋外のアーチェリー場に設けられたフットサルコートの利用が7月1日から始まり、約3カ月を迎えた。

　今年7月29日に50周年を迎えた同施設。千葉県アーチェリー協会理事でもある同施設の小川幸恵さんの先祖がもともとこの場所で酪農を営んでいたが、時代の流れとともに続けていくことが困難になったため、「大好きな船橋市をスポーツが活発な街にしたい」と小川さんの父の趣味だったアーチェリー場にすることにしたという。

　50周年を前に「船橋アーチェリーレンジ」がもっと市民に親しまれる方法はないか、またもっとこの場所を活用してもらうにはどうすればいいか模索していたという小川さん。「父と仲が良かった『オカムラホーム』（八千代市村上南2）の社長に相談したら、フットサルコートにすればいいのではと提案してもらったんです」と話す。

　屋外のアーチェリー場の周りに暴風対策として植えられていた97本の木を抜根してネットを設置し、人工芝を敷いてフットサルコート（32m×18m）2面を整備した。

　フットサルコートは「NEXUM薬園台サッカースクール」が運営し、現在は「船橋アーチェリーレンジ」が休みの月曜日をメインにサッカースクールを開催。そのほか、一般のレンタル利用も可能となる。フットサルコート利用以外の時間は、これまで通りアーチェリー場として利用されている。

　「フットサルコートを活用してもらいたいですし、アーチェリーというスポーツも、より身近に感じてもらえるようになれば」と小川さんは期待を込める。

　フットサルコートの営業時間は、月曜＝10時～23時、火・日曜・祝日と第2・4土曜＝18時～23時、水・木曜＝19時～23時、金曜＝15時～23時、第1・3・5土曜＝8時～23時。
　船橋アーチェリーレンジの営業時間は10時～19時（火曜～日曜、最終受付は18時15分）、月曜定休。

関連ページ：NEXUM薬園台サッカースクール

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