2023年07月20日 配信

生産者が直接販売した

7/20(木)JR西船橋駅構内で「新鮮野菜直売会」

乗り換え客に地元野菜をPR

 JR西船橋駅構内(船橋市西船4)の東京メトロ東西線乗り換え改札付近で7月14日・15日の2日間、「新鮮野菜直売会」が行われ、多くの駅利用客でにぎわった。

 同イベントの主催はJAちば東葛。直売会は3年前から始まり、イチゴや梨の収穫時期にはそれぞれの直売会を行ってきたが、野菜の販売は今回が2回目となる。

 「西船橋近郊のおいしい野菜を、地元住民以外の方にも知ってもらいたいという西船橋駅員の思いから、JAちば東葛と協同する形で始まった。活気ある駅づくりを目的としているのはもちろん、地元農家さんの活躍の場や地域創生の一つになれば」と話すのは、西船橋駅員の吉川さん。

 生産者が自ら野菜を販売し、会場の隅では駅員がイベントを知らせるアナウンスをして盛り上げた。

 JR西船橋駅の1日平均利用者数は約12万人で、JR東日本エリアでは15位。吉川さんは、「千葉県内でも屈指の利用客数。乗り換えで利用される方も多く、地元の方のみならず、さまざまな地域の方が利用している当駅だからこそ、地元のPRにはぴったり。仕事帰りに野菜を買って帰ってもらえるよう、15時〜18時という時間設定をしている」と話した。

 出品者は主にトマトを生産している「三須トマト農園」や、小松菜を生産している「石井農園」など。枝豆の販売を担当した加藤さんは、「2日間とも違う生産者が出品する。大変ご好評いただいてありがたい」と笑顔を見せた。1日目はイベント開始から1時間30分ほどでほぼ完売という、関係者も驚く売れ行きだった。

 ミニトマトと小松菜を購入したという市内在住の女性は、「用事の帰りにたまたま通ったらおいしそうな野菜が目に止まった。どんどん船橋をPRしてほしい」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 生産者と駅員が協力

  • 自慢の新鮮野菜が並ぶ

  • 野菜セットも用意

  • 乗り換え客に好評

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