2023年07月09日 配信

奈良養鶏園の奈良夫婦。三代目の富士男さんと育子さん。

7/9(日)馬込町の奈良養鶏園に「奈良たまカフェ」

直売所リニューアルに伴い飲食営業もスタート

 県道8号線(通称=船取線)から一本入った場所にある「奈良養鶏園」(船橋市馬込町1161、TEL047-438-5489)で7月13日から直売所をリニューアルオープンさせ、「奈良たまカフェ」の営業を始める。

 同園は養鶏から販売まで全ての工程を船橋市内で行っている唯一の養鶏農家。創業1943(昭和18)年、80年を超える老舗養鶏農家で現当主の奈良富士男さんが3代目。戦後で出た「戦後廃材」で作られたという合掌造りの直売所をリニューアル、焼き杉の内壁や屋根などの躯体はそのまま生かして厨房を新設した。

 飲食業の営業許可を取得しソフトクリーム、バーククーヘン、シフォンケーキなどの製造販売を始める。市内で牧場を営む皆川牧場のソフトクリームに加え、冷蔵ケースでは同牧場製造のチーズも販売する。

 奈良養鶏園の「船橋たまご」(6個550円~)に加え、雌鶏が生涯で初めて生んだ卵「初産」、生後間もない若い鳥が生んだものだけをチョイスした「若鶏」などの新ブランドも販売。約30件の近隣農家と連携し農産物の直売もより充実させた。

 「朝どれ野菜」を農家が出荷、来店客とソフトクリームをなめながら気軽に会話を楽しめる和やかな雰囲気作りも演出。20年、30年先の発展を見据えた直売所作りを行ったという。

 「近隣に農産物の直売所がないことから近所の方々から期待されていました。常連の皆さんや農家の皆さんのおかげで無事にリニューアルできた。地域にとっての憩いの場所になってくれれば」と園主の奈良富士男さん。

 営業時間は9時~18時、日祝は17時まで。水曜定休。天候や農産物の在庫などで多少営業終了時間を早めることもある。

奈良養鶏園HP http://www.naratamago.com/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 新鮮な地元野菜が並ぶ直売所

  • 農家が朝どれ野菜を直納

  • 奈良養鶏園のオリジナル商品も並ぶ

  • キッチンカーが日替わり出店する

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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