2023年07月06日 配信

3チームの代表監督

7/6(木)丸山VCボーイズ・坪井VBC・法典東SCのが全国大会へ

船橋から「全日本バレーボール小学生大会」へ3チーム同時出場

 「第43回全日本バレーボール小学生大会」千葉県大会決勝戦が6月25日、船橋アリーナで行われ船橋市内から3チームが同時に全国大会への出場を決めた。

 全国に出場するのは丸山VCボーイズ・法典東スポーツクラブ(いずれも男子)・坪井バレーボールクラブ(女子)の3チーム。

 開催県は今年から2チーム出場できるようになり、史上初となる3チーム同時の全国出場が実現した。千葉県大会には男子23チーム、女子37チーム、男女混合17チームが出場した。

 全国大会は東京体育館、町田市立総合体育館、大田区総合体育館(東京都)、川﨑とどろきアリーナ、カルッツかわさき(神奈川県)、千葉公園総合体育館(千葉県)の6会場に分かれて8月7日~10日に実施。

 全国常連で4大会連続、16回目の出場となる丸山VCボーイズ。「夢は全国制覇、最低でもベスト8はとってくる」と意気込みを語る築山秀夫監督。キャプテンの林大翔(ひろと)くんは「サーブカットとスパイクを強化し、全国ベスト8以上を目指す」と語る。

 法典東スポーツクラブは27年ぶり8回目の全国大会出場。「今大会の目標はベスト8以上」と田中辰夫監督。

 38年ぶり6回目の全国大会出場となる坪井バレーボールクラブ。「全国大会に向けて日頃の練習に報いられるよう、父兄・指導者ともに力を合わせて子ども達にベスト8をプレゼントしたい」とクラブ代表の細田桂さん。「指導者、保護者、先輩に感謝しチームみんなで決めた目標、全国での1勝に向けてがんばります」と、語るのは選手代表の富澤伶さん。

 同チームは7月2日に行われたスポーツ少年団千葉県大会でも優勝を果たし、7月29日・30日に東京都で行われる関東大会への出場も決めている。

 全日本バレーボール小学生大会は1981(昭和56)年に第1回大会を実施。千葉県の初代王者は男女ともに船橋市から。男子は「塚田小学校」、女子は市内からの選抜チーム「オール船橋」が千葉県を制した。その後、船橋市内のチームの躍進は留まるところを知らず第5回大会まで男女そろって全国出場を果たしている。

 1984(昭和59)年の第4回大会では、法典東小学校(当時)が全国制覇。女子チームの過去最高戦績は坪井小学校の全国3位。「今大会では古豪としての維持をかけて全国に名前を残してくる」と創部45年の節目を迎える法典東スポーツクラブを率いる田中さん。

 「当時は、1973(昭和49)年に開催された「若潮国体」の影響で教員数も多く部活動も盛んで学校体育が主体だった。その後、徐々に社会体育に移行、1980年代頃から現在の外部指導者主体の体制になっていった」と、振り返る細田さん。千葉県の小学生バレーボール界に歴史を刻んできた3チームの全国での活躍が期待される。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 法典東スポーツクラブのメンバー

  • 丸山VCボーイズのメンバー

  • 坪井バレーボールクラブのメンバー

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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