2023年06月29日 配信

サイン入り色紙を手に松戸徹市長と奥華子さん

6/29(木)船橋出身のシンガーソングライター・奥華子さんが活動再開

3年8カ月ぶりの単独コンサート開催を市長に報告

 船橋市出身のシンガーソングライター・奥華子さん(45)が6月28日、3年8カ月ぶりに単独コンサート開催を報告のため、船橋市役所を訪れた。

 奥さんは5月27日に単独コンサートを開催。復帰後初のコンサートは「リスタート」と題し、船橋市民文化ホール(船橋市本町2-5-5)で開催。

 松戸市長からの「地元船橋から公演をスタートしてくれてうれしい」との声に、奥さんは「生まれ育った場所からリスタートしたかった」と笑顔で答えた。

 チケットは2月の販売日に完売となり、コンサートには北海道から、愛媛、福岡、韓国、台湾と遠方からもファンが駆けつけた。

 奥さんは船橋市生まれ、七林小学校、七林中学校出身。トランペッターを目指して音大に進んだが、一方、自作の曲をギターで弾き語りする友人から刺激を受け、キーボードの弾き語り路上ライブを始めた。

 2005(平成17)年にメジャーデビュー。アニメ映画「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」やCMソングなど幅広く活動していた。全国各地でライブ活動を行う傍ら、母校の七林小学校など地元でも積極的に歌声を披露。新京成線の駅構内では奥さんのアナウンスが流れ、地元でも親しまれている。

 しかし、2019年12月「ふなばしアンデルセン公園」で船橋市出身のアーティストによる「クリスマスミュージックライブ」に出演後、活動休止。

 休止した理由は「引き出しの中のものを放電しきってしまったので充電するため」と話した。休止中は思い切って断捨離したり、韓国ドラマを観たりして過ごしていたという。

 「休んでいる間もファンは『ゆっくり休んで』と優しい言葉をかけてくれることはあっても、プレッシャーをかけることはなく待っていてくれた」と振り返る奥さん。

 5月の文化ホールでのコンサート直後「もっと歌いたいという気持ちになった。ファンがすごく待っていてくれたのが伝わってきてうれしかった。ファンが一番信頼できる存在。休んでみてありがたさが身に染みた。ファンがいなければ今活動はできなかった」とファンへの思いを話した。

 「当初、単独コンサートは船橋と大阪だけと決めていたが、8月に大阪で追加公演と名古屋公演、10月に横浜公演を決めた」とも。

 松戸市長の「これからも何かの機会に船橋で歌ってほしい」との声に「地元で恩返しできる日が来るようにがんばりたい」と奥さんは意気込みを話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 笑顔で質問に答える奥さん

  • 事務所関係者とともに市長に報告

  • 市長となごやかに歓談する奥さん

この記事を書いた人

典子牧

典子牧

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