2023年05月28日 配信

横浜アリーナの半分を赤く染めるジェッツブースター

5/28(日)千葉ジェッツBリーグ決勝で琉球に惜敗し日本一を逃す

6月4日はららぽーとで選手報告会を予定

 千葉ジェッツふなばし(以下、ジェッツ。本社:船橋市湊町2-3-17 湯浅船橋ビル6F)は横浜アリーナ(神奈川県横浜市)で5月27日から開催されたバスケットボール男子「日本生命B.LEAGUE FINALS 2022-23」(2戦先勝方式)で、「琉球ゴールデンキングス(以下、琉球)」との死闘の結果、初日は93–96と惜敗、28日に行われた2戦目は73-88で試合終了となり、ジェッツは惜しくも三冠達成を逃し、琉球がチーム初優勝を飾った。

 決勝戦の相手であった琉球ゴールデンキングスは今シーズン西地区1位、昨シーズンに続いてのファイナルを迎え、対する千葉ジェッツは東地区1位を独走してのファイナル進出となった。さらに今年3月に行われた「天皇杯」(日本バスケットボール協会主催)の決勝でも琉球と対戦し、天皇杯では琉球を制して優勝をもぎ取っていた。

 そのため「前人未到の三冠達へ」「ROAD TO THE TRIPLE CROWN(ロード・トゥ・ザ・トリプル・クラウン)」を合言葉にプレーオフの駒を進めてきたジェッツだったが、決勝では、第1戦を落とし、後がない状態で第2戦へと挑んだ。第2戦、ジェッツらしいバスケットで得点を重ねたいところだったが、琉球も3ポイントを決めていき、第2戦では第2クオーター(Q)終了時、9点ビハインドで折り返すこととなった。

 後半、第3Qでも富樫選手を起点としてギャビン・エドワーズ選手やクリストファー・スミス選手がシュートを決め、一時は47-47と同点に。その後、フリースローから点を重ね、48-47と逆転に成功した。しかし、ジェッツを古巣とする琉球のコー・フリッピン選手が1試合で21得点をあげる爆発ぶりを見せ、73-88で琉球がチーム初優勝に輝いた。千葉ジェッツの今季からの新監督、ジョン・パトリック監督は「このチームを誇りに思う」と選手たちを称えた。

 同日、横浜アリーナには、13657人とBリーグ史上最多のブースター(ファン)が集まった。会場内はおおよそ半分がジェッツの赤、半分が琉球のチームカラーである白や金色で会場を染めていた。声出しでの応援が解禁され、「GO JETS!」の「声炎」と「GO GO KINGS」の声援合戦のようにもなっていた。

 千葉県から母親と会場を訪れたという40代女性は「琉球さんは強かった。優勝できなったのは残念ですが、横浜アリーナに『応炎』に来れただけでもうれしい。船橋アリーナとはまた違った雰囲気で楽しかった」と笑顔で会場を後にした。

 千葉ジェッツが優勝した場合のみ本町周辺で6月4日に開催が予定されていた「優勝パレード」は、残念ながら実施されないが、ららぽーとTOKYO-BAY(浜町2)では、6月4日に「フライトクルーチアリーダーズ STAR JETSシーズン報告会」「選手4人によるシーズン報告会」が開催される。STAR JETSの報告会は15時から、選手報告会は16時からを予定。場所は北館1階、中央広場。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 試合後、ブースターに向けて感謝の気持ちを表す選手たち

  • 2度目のトロフィーは、今後に持ち越しとなった

  • ゴール下はビッグマンたちの激しいぶつかり合いに

  • センタービジョンがある横浜アリーナ。船橋で建設中の新アリーナにもセンタービジョンの設置が予定されている

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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