2023年04月20日 配信

開幕戦は四街道総合運動公園野球場で行われた

4/20(木)ベイサイドリーグ開幕で「千葉スカイセイラーズ」初戦サヨナラ勝ち

本拠地が船橋の独立リーグ球団が好スタート

 プロ野球独立リーグとして「ベイサイドリーグ」の2023リーグの開幕戦「千葉スカイセイラーズ 対 YKSホワイトキングス戦」が4月16日、四街道運動公園野球場(千葉県四街道市)で行われ、船橋を本拠地とする「千葉スカイセイラーズ」(船橋市松が丘、TEL047-751-9887)がサヨナラ勝ちで勝利を収め、好調なスタートを切った。

 「ベイサイドリーグ」は誕生したばかりの独立リーグ。千葉と神奈川を拠点とするリーグで、現在、船橋を本拠地とする「千葉スカイセイラーズ」と神奈川に本拠地を置く「YKSホワイトキングス」の2チームで構成されている。「千葉スカイセイラーズ」を運営するのは「千葉県民球団」(船橋市松が丘3-64-22)で船橋生まれの球団となる。

 同球団の監督は、2015年まで千葉ロッテマリーンズにいた早坂圭介さん。「このリーグでは千葉県内の各球場でリーグ戦、交流戦を含め年間40~50試合を戦います。新人選手から全国の独立リーグで腕を磨いてきた選手、充分な実力を持つ選手までが一丸となって勝利を目指すとともに、地域に根付き、野球会と千葉の未来を見据え、発展に尽力して参ります」とコメントしている。

 選手には、ソフトバンクなどで活躍した秋吉亮選手(投手兼コーチ)や、船橋出身で現在ヤクルトスワローズで活躍中の長岡秀樹選手の兄・長岡辰真選手(内野手)も所属する。

 開幕戦初日は4月15日の予定だったが、雨天のため同日の試合は中止に。16日が開幕戦となった。会場には関係者を含め約600人が集まり、観客席には自作の「千葉スカイセイラーズ」応援歌を引っ提げて、観客席を盛り上げるべく熱唱する中学生の応援団長と、それに合わせて手拍子を贈る観客たちの姿が見られた。

 会場入口付近にはキッチンカーが3台並び、小さな子どもが遊べるフワフワ遊具などのアトラクションも設けられた。「千葉スカイセイラーズ」のオリジナルグッズ販売もあり、フェイスタオルやレプリカキャップ、レプリカユニフォーム、ステッカーなどが販売された。

 初戦をサヨナラ勝ちで終え、同球団の代表・杉山慎さんは「チームは選手たちがとてもがんばってくれている。しかし実際のところ、私の実感としてはチームの認知度においてまだまだだと感じました。今後、どのようにして認知度を上げていくかが課題です」と話した。

 4月は海老名運動公園(神奈川県海老名市)で試合が続くが、5月は千葉県内で試合が行われ、なかでも5月26日、27日には船橋市民球場(夏見台6-4-1)でも試合が開催される。26日はナイターゲームとなり17時試合開始、27日はデイゲームで13時試合開始。

 「船橋市民球場でもキッチンカーが来たり、フワフワ遊具の設置も予定しています。ゲストに来てもらっての企画なども現在計画中です」と杉山さん。

 杉山さんは現在、チームが練習できる場所確保のために千葉県内を走り回り、スポンサー集めやヒーロー賞としての商品提供のために企業へ協力依頼に回るなど、忙しい日々を送っているという。さらに「我々もプロ球団とみなされるため、球場の使用料金が一般の方よりも高くなるんです。練習場所の確保がなかなか難しく、もし使わせてもらえる球場があればうれしい」と悩みを打ち明ける。

 また球団を知ってもらうため、5月2日以降、「船橋整形外科クリニック」(飯山満町1)の入り口付近で選手たちがフライヤー配りを行う予定だとも。

球団サイト:
https://sky-sailors.com/

中学生の応援団長によるスカイセイラーズ応援ソング:
https://youtu.be/Jjka1vqHt7I

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 監督の早坂圭一さん

  • 右の青い服の男性が、中学生ながら応援団長を務める人物

  • 会場で販売されていたスカイセイラーズグッズ

  • リーグスポンサーと球団スポンサー

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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