2023年03月05日 配信

2階には歯科医が入る予定となっている

3/5(日)馬込沢駅近くに「一ノ瀬メディカルクリニック」

船橋市立医療センターにいた医師が開院

 東武アーバンパークライン馬込沢駅から徒歩2分の場所に「一ノ瀬メディカルクリニック」(船橋市丸山1-18-7トクビル1A、TEL047-406-8000)が2022年10月に開院し、約半年が経った。

 同院は、船橋市内の中で飛び地となっている丸山地区に、昨秋、建設された「トクビル」内に入る地域のクリニック。院長は一ノ瀬修二さん。

 かつては東邦大付属高校(習志野市泉町)に通い、東京医科大学を卒業。その後は神奈川県立がんセンターなどを経て、船橋市立医療センターでは呼吸器外科で11年間勤務、通算25年にわたって内科、消化器外科、がん緩和ケア診療など、さまざまな分野で診療を行ってきた。

 同院では内科、外科、皮膚科、呼吸器内科を診療し、すべて一ノ瀬さんが診察する。「コロナ禍になってから、一人の時間が以前より増えたりして、いろいろ考える時間があった。病気を患っている自分の父のことを見ているうちに、特に高齢の患者さんは1人で内科や皮膚科、眼科…などいろいろな科を受診せねばならず、診察のためにあっちこっちへ行くのが大変なことがよくわかった。その負担を減らして、一カ所でまるっと診られる場所があったほうが喜ばれるのではないかと思った」と話す。

 一ノ瀬さんは前職である市立医療センターでは呼吸器外科を担当し、肺がんなども多く診てきたという。しかし今回、別の科も診療するにあたり、皮膚科診療、外来診療、在宅診療なども行って、さらなる経験を積んで開院に臨んだ。

 同院の特徴として、いつでもCT検査が受けられるほか、PCR検査についてはその場ですぐに結果を伝えるなど、「検査結果を聞くためや検査だけをしにまた来てもらうという患者さんの負担はなるべく減らしたい」と話す一ノ瀬さんは、「必要な場合は、当院と連携している板倉病院や医療センターなどでの検査予約をここから取ることができます」とも。

 また、同院にはドアを開けてもその部屋の空気が外に出ない「陰圧室」を用意する。「当院は、コロナありきの設計にしてもらいました。感染リスクの高い病気を持つ患者さんは陰圧室の『特別診察室』で診察し、そのまま部屋から外に出られるようになっています」とも。

 「医療センターでの勤務時代に知り合った方のご縁もあって、この場所に開院できた。船橋にこのような飛び地があったことは知らず、驚くことも多いが、鎌ケ谷の方も船橋の方も、地域の方々にとって通っていただきやすいクリニックとなりたい」と一ノ瀬さんは笑顔を見せる。

 診療時間は9時~12時30分、15時~18時30分。受付時間は診療時間の30分前まで。水、日曜、祝日休診。駐車場11台分あり。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 院長の一ノ瀬修二さん

  • 待合室

  • 陰圧室となっている特別診察室

  • 院内に備えるCT

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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