2023年02月20日 配信

店主の西内大さん(写真左)と店長の田村ひとみ店長

2/20(月)船橋市場の三代目田久保食堂で「こぼれ海鮮丼」

市場の新名物目指して開発

 船橋市地方卸売市場内の和食店「三代目田久保食堂」(船橋市市場1-8-1、TEL047-422-5726)で2月18日から「こぼれ海鮮丼」(2000円)提供が始まった。

 「こぼれ海鮮丼」は、市場の食堂利用客から「せっかく市場に来たのだから、これぞ市場!って感じの大盛りの海鮮丼を食べてみたい」という要望寄せられ商品化。

 注文後10分ほどで提供される盆には、味噌汁とウニとイクラを乗せた一見カプセルのような物体が運ばれてくる。上に丼サイズの大きな椀を重ね、上下が椀で蓋をされた状態での提供。

 上の椀を外すと高さ15センチを超え、内容量750グラムの海鮮の塊が登場する。マグロ、アジ、イカ、サバ、マダイ、ブリといった刺身がまさに寿司詰め状態で詰められている。上の椀を外し、上部に置かれていたウニとイクラを海鮮の上にトッピングして完成。

 「こぼさない様に食べるのが大変という絶妙なバランスで椀に詰めてあります」と、同店店主の西内大さんはいたずらっ子のような表情で説明。

 マグロだけの大盛り海鮮丼では飽きが来てしまうという配慮から8種類の海鮮を「漬け」で提供。刺身と刺身の間にシャキシャキした食感の海藻、しっかりした歯ごたえのキュウリやつぶつぶと口内で弾けるトビコを混ぜることで、食感の変化を体験させ食べる楽しさを演出。

 同店では酢飯を使用せず、丁寧に仕込みされたガリを刺身の間に混ぜることで、酢を使わず口内調理で酢飯が成立するという。 

 「『市場に食事に来たのだからこういうものが食べたかった』と、言ってもらえるような豪快でボリューム満点の海鮮丼を作ってみました」と西内さん。

 提供初日は、20杯を超える注文が殺到したという。同店では、ご飯のお替りは何杯でも無料、刺身だけ残ってしまった場合でも「追いご飯」での完食を目指せる。

 営業時間は、2時から14時。水日定休。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 初日、ポップを見て20人以上が来店

  • 椀に椀で蓋をし、カプセルのようなスタイルで登場

  • 750グラムの具沢山な海鮮丼

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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