2023年01月21日 配信

東京オリンピック日本代表の杉原愛子選手(中央)

1/21(土)船橋アリーナで体操の杉原愛子選手が模範演技を披露

スポーツクラブ「あまなつ」の子ども達に跳び箱指導も

 リオデジャネイロ(2016年)と東京(2021年)2回のオリンピックで日本代表だった杉原愛子選手が1月21日、船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)で「NPO法人ならだいスポーツクラブあまなつ」(理事長=小笠原純三、TEL050-3786-2424)所属の子どもらに模範演技披露と跳び箱の技術指導を行った。

 主催のならだいスポーツクラブあまなつは、あらゆる年代の会員がスポーツ・レクリエーション活動等を楽しみ、親しむ環境整備や会員の健康維持・増進、仲間作りなどを目的として2011年創設された地域総合型スポーツクラブ。2016年にNPO法人化。

 小笠原さんが元体操選手で国際大会などで使用する体操器具の輸入代理店を営んでおり、武庫川女子大学体操部の大野和邦監督とも仕事を通じて長年の付き合いがあることから今回の訪問が実現したという。

 この日、子ども達の指導にあたったのは杉原愛子選手(武庫川女子大学体操部監督)のほか、鹿児島県内のタートルスポーツクラブ所属・早坂晶宗(まさのり)選手、武庫川女子大学体操部の大野和邦監督とあまなつのスタッフ。

 イベントは9時から開始。杉原選手と早坂選手による宙返り技「抱え込み」「屈伸」「伸身」という3つの基本技披露にはじまり、ひねりを加えた難易度の高い宙返りなども披露された。会場の参加者からは技が披露されるたび、どよめきともため息ともつかない歓声が上がり、夢中で動画撮影などを行う姿も見られた。

 また、この日の為に杉原選手が用意したという「エキシビジョン」も披露。「YMCA」の曲に合わせてダンスや宙返りを披露する杉原選手の身軽で切れの良い演技は会場中を魅了した。

 その後早坂選手による跳び箱技の披露も。テーブルの上に更に跳び箱を設置、2メートルを超える高さを飛び越すシーンでは跳び箱の前に小笠原理事長と杉原選手クラブの子どもという3人を立たせ跳び箱と共に飛び越える荒業も披露された。

 10時頃からは跳び箱の実技指導に移る。会場に設置された6台の跳び箱を跳ぶ子ども達のサポートや実技指導には杉原選手も参加。上手に跳べた子には拍手やハイタッチで祝福をおくり、チャレンジや努力の跡が見えた子ども達へは激励し、跳び方のコツを笑顔で優しく教える様子も見られた。

 この日は、子ども達やその保護者、小笠原さんがあまなつとは別に運営している「100才まで健康に生きる事を目標」とした元気体操のメンバーなど100人を超える人が集まったが杉原選手は、この日の為に100枚のサイン色紙を持参。集合写真撮影を終えると色紙がこの日の記念として手渡された。

杉原愛子選手公式Instagram

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 宙返りを披露する杉原選手

  • 跳び箱を披露する早坂選手

  • 子ども達を激励する杉原選手

  • マスク越しでも杉原選手の優しさが伝わる笑顔

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所