2022年12月28日 配信

式典に参加した地域住民ボランティアら

12/28(水)「JuJuきたなら」で船橋東署による「年末年始特別警戒出動式」

「電話de詐欺ディフェンス作戦」も同時開催

 「JuJuきたなら」の広場「JuJu広場」(船橋市習志野台2)で12月14日、船橋東署(習志野台6)による「令和4年年末年始特別警戒出動式」および「第3回電話de詐欺ディフェンス作戦」が行われ、防犯協会、交通安全協会などの地域ボランティアを含む約150人が式典に参列した。

 式典には松戸徹船橋市長、船橋東警察署長・滝口英二さんのほか、船橋市自治会連合協議会会長・平川道雄さん、習志野台地区自治会連合協議会会長・朝比奈敏勝さんも参加し、あいさつした。

 滝口署長は「当署管内では『電話de詐欺』の認知件数が11月末で86件と、前年同期を25件も上回り、被害総額は2億円を突破するなど、まさに危機的な状況にある」と話した。そのため、今年は出動式と併せて「第3回電話de詐欺ディフェンス作戦」を開催したという。

 「電話de詐欺ディフェンス作戦」の1回目は、管内で特に発生が多かった地域で特別巡回連絡を実施し、集中的な広報活動を実施。第2回では、新京成電鉄沿線での被害が多かったため、注意喚起と受け子に対する職務質問を実施するため、JR津田沼駅と管内の新京成電鉄全9駅で駅頭キャンペーンを実施した。

 3回目となる今回は、より多くの住民の方に更なる注意喚起を行うため、タクシーの後部座席に乗客向けの注意喚起ステッカーの掲示、京成バス、新京成バス・新京成電鉄でのポスターの掲示など、管内を走る公共交通機関と連携した広報活動を行ったほか、発生の多い地域における新聞折り込みチラシによる広範囲な注意喚起を実施した。

 滝口署長は「新型コロナウイルスで、地域でのキャンペーンなど、地域のみなさんと連携した対策が取りにくい情勢となっていましたが、やらないことが当たり前となってしまうと、せっかく皆さんが長年を掛けて築き上げた活動が縮小し、その結果、地域の防犯力が低下して治安が悪化するという悪循環に陥ってしまうことが懸念される」と話し、「現在もウイルスに振り回されていますが、管内の『安全・安心』を実現するためには、地域住民との連携が不可欠」と続けた。

 あいさつでは松戸市長も被害急増に伴う詐欺被害への注意喚起を強く訴えた。

 同日は千葉県警のヘリコプターが1台、管内上空を飛び、空からも注意喚起を呼び掛けた。ほか、署長と松戸徹船橋市長と同管轄内の金融機関を歩いて巡回。各所で注意喚起を呼び掛けた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 挨拶をする松戸徹船橋市長

  • 地域の金融機関を訪問する松戸徹船橋市長と滝口署長

  • 注意喚起のためのチラシ

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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