2022年12月18日 配信

ポジションごとに練習のコツを教わる子ども達

12/18(日)船橋市運動公園で市立船橋スポーツフェスティバル

小学生200人にサッカーなど4つの部活が指導や実演

 船橋市立船橋高校(通称:市船)が同校初となる試み「市立船橋スポーツフェスティバル」を12月17日、運動公園(船橋市夏見台6-4-1)内の船橋市民球場と陸上競技場サッカーコートを利用して実施、市内の小学生200人以上が参加した。

 同フェスティバルは、「市立船橋高校の各部活動が、船橋市民の皆さんに日頃から応援されている事に対しての恩返しをしていこう」という趣旨で実施。当初、サッカー部・野球部の監督が相談し合い個別に企画していたが、ダンス部、吹奏楽部の顧問もこれに賛同。結果として4つの部活動がそろった形で実現した。

 この日は、野球連盟経由で参加した野球チーム所属の170人、サッカー協会経由で募集し市内のチームに所属する40人、保護者と一般観覧者含めて約70人の合計約280人が参加した。現在、野球やサッカーをやっている子ども達はもちろん、今後はまだ関わっていない子ども達への普及活動も視野に入れていくという。

 「バスケットボール部やバレーボール部は体育館、陸上部は競技場のトラックを使って一緒にやりたかったのですが、いずれも冬が本番のスポーツなので参加が叶わなかった」と、実行責任者の野球部監督・海上雄大さん。「いずれ剣道部、柔道部なども一緒に運動公園全体を使ってやっていけたらと考えています」とも。

 開会に先立ってオープニングアトラクションとしてダンス部と吹奏楽部が応援を披露。参加した子ども達は、普段テレビやスタンドでしか聞けなかった吹奏楽部の演奏とダンス部の迫力あるパフォーマンスを選手たちと同じグラウンドで体験することができた。今夏、甲子園を沸かせた「市船soul」がコールされると子ども達の中には一緒に踊る姿も。

 開会式では同校津田亘彦校長と松戸徹船橋市長があいさつ、来賓らの紹介を経て全体での記念撮影を実施。その後、野球部は市民球場、サッカー部は陸上競技場に移動。

 野球部はシートノックや投手陣によるピッチング披露などで全国レベルの技術を目の前で見せたあと、バッティングやピッチング練習なども一緒に行った。サッカー部は、ボールタッチを活用したゲーム形式のトレーニングやミニゲームなど実践に則した練習を通じて子ども達と汗を流した。

 同校によると、今後も地域貢献の一環でこのような活動は継続していくという。

 当日の様子 Instagram「まいふな編集部https://www.instagram.com/p/CmTzgIwtDjK/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 子ども達と一緒に汗を流すサッカー部員

  • 今夏一番の話題になった「市船soul」も生演奏

  • スタンドからのチアの応援を体験する子ども達

  • 子ども達200人超が憧れの選手らと記念撮影

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所